お岩稲荷｜ウワサの心霊話

東京都新宿区の「お岩稲荷」は、四谷怪談の主人公・お岩さんを祀る神社として有名である。怪談に基づく数々の心霊現象が報告されており、今もなおその怨念が続いているという。今回は、このお岩稲荷にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

お岩稲荷とは？

お岩稲荷（正式名称：於岩稲荷田宮神社）は、新宿区左門町に位置する神社であり、四谷怪談で有名なお岩さんを祀っている。

この神社は、江戸時代からの怪談「四谷怪談」の舞台となった場所であり、お岩さんの怨念が今も続いているとされている。

お岩さんは、夫の裏切りにより顔が変わり果ててしまい、最終的には殺害され、その後、怨霊となって夫や関係者に復讐を遂げたという伝説が残っている。

お岩稲荷で報告されている心霊現象は以下の通りである。

これらの現象は、特に神社を訪れた際や、四谷怪談に関わる行事において頻繁に起こるとされている。

神社内やその周辺で、お岩さんの姿を目撃したという報告が多数ある。

この霊は、特に古井戸や神社の境内に出現し、訪問者に不気味な視線を送ることが多いとされている。

また、神社の鳥居付近で冷たい風が突然吹くなど、霊的な現象が頻繁に起こる場所でもある。

四谷怪談を題材にした演劇や映画の関係者が、事前にこの神社でお祓いを受けないと呪われるというウワサがある。

過去には、四谷怪談に関わった役者や監督が災難に見舞われたという事例が報告されており、このウワサがさらに信憑性を増している。

参拝者の中には、神社内で異常な寒気や耳鳴りを感じることが多いと報告している。

特に、お岩さんが祀られている祠の近くでは、何か見えない力が働いているかのような圧迫感を感じるという。

神社の古井戸は、お岩さんに関連する重要な場所として知られている。

この井戸は、過去に多くの怪異が起こった場所であり、訪れる人々が不気味な気配を感じることが多い。

また、井戸の周囲でカメラの故障や映像にノイズが入るといった現象も報告されている。

ある参拝者は、神社に足を踏み入れた途端、耳鳴りとともに頭痛に襲われ、足元がふらついたと語っている。

また、別の参拝者は、古井戸の前で写真を撮影した際に、霊的な影が写り込んだという話も伝えられている。

このような体験談は数多く存在しており、お岩稲荷の霊的エネルギーが強いことを物語っている。

お岩稲荷で起こる心霊現象は、お岩さんの強い怨念が関係していると考えられる。

夫に裏切られ、命を奪われたお岩さんの無念は、今もこの地に残り、訪れる者に影響を及ぼしている可能性が高い。

また、四谷怪談という物語自体が日本中に広まり、霊的なエネルギーをさらに強めているのではないかと推測されている。

この場所を訪れる際は、軽い気持ちではなく、しっかりとした敬意を持って参拝することが求められる。