旧松井田トンネル(旧天神山隧道)は、群馬県安中市に位置する廃隧道であり、数多くの心霊現象が報告される場所である。女性の霊の目撃や心霊写真の撮影、謎の足音や囁き声など、訪れる者を恐怖に陥れるウワサが絶えない。今回は、旧松井田トンネル(旧天神山隧道)のウワサの心霊話を紹介する。
旧松井田トンネル(旧天神山隧道)とは?
旧松井田トンネル、またの名を旧天神山隧道は、群馬県道33号線の旧道に存在する廃隧道である。
このトンネルは1951年(昭和26年)12月31日に竣工し、全長213メートル、幅員3.6メートルの構造であった。
当時は交通需要を支える重要な施設であったが、1979年(昭和54年)に新天神山トンネルが開通したことで廃道となり、現在では土砂で埋め立てられている。
かつてはトンネル内部を通行できたが、その薄暗い雰囲気と不気味な空間は肝試しの場として人気を集めた。
しかし、現在では完全に塞がれており、人が立ち入ることはできない。
旧松井田トンネル(旧天神山隧道)の心霊現象
旧松井田トンネルで報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 女性の霊の目撃
- 心霊写真の撮影
- 複数の足音が響く
- 肝試し後に女性が取り憑かれる
- 不気味な物音や囁き声
女性の霊の目撃
トンネル周辺や内部で、白い服を着た女性の霊が目撃されることが多い。
その中には、北側出口付近で車に轢かれて亡くなったとされる女性の霊も含まれる。
事故後、その女性の体の一部が見つからず、霊はその一部を探し続けているとの噂がある。
心霊写真の撮影
旧松井田トンネルでは、写真に謎の影や顔が写り込むことが頻繁に起こる。
特に夜間の撮影では白いモヤや人影のようなものが現れることが多く、これらの写真がインターネットで拡散され、心霊スポットとしての認知度を高めている。
複数の足音が響く
トンネル内部では、自分以外に誰もいないにもかかわらず、複数の足音が響くという体験談が多い。
この足音はトンネル全体に反響し、恐怖心を煽る。
肝試し後に女性が取り憑かれる
この場所で肝試しを行った女性が、帰宅後に体調不良や異常な出来事を経験するという報告がある。
取り憑かれた女性たちは共通して、夢の中で白い服を着た女性を見たと語る。
不気味な物音や囁き声
トンネル内部や周辺では、誰もいないはずの場所から囁き声や不気味な物音が聞こえることがある。
これらの現象は、訪問者が最も恐怖を感じる原因となっている。
旧松井田トンネル(旧天神山隧道)の心霊体験談
以下は、実際に訪れた人々の体験談である。
「トンネルの中で写真を撮ったら、見知らぬ女性の顔が写っていました。振り返っても誰もいませんでした。」
「夜に友人と訪れた際、明らかに足音が近づいてきましたが、ライトを当てても何も見えませんでした。」
「肝試し後、体調を崩した友人が『白い服の女性が夢に出てくる』と言っていました。」
旧松井田トンネル(旧天神山隧道)の心霊考察
旧松井田トンネルが心霊スポットとされる理由には、以下の歴史的背景が影響していると考えられる。
トンネル付近での交通事故による死亡
碓氷関所に関連する処刑場の存在
1935年の九十九川流域での土砂崩れ災害
これらの出来事が直接的にトンネルの心霊現象に繋がっているかは定かではないが、周辺地域に漂う負のエネルギーがトンネルを不気味な場所として印象付けている可能性が高い。
また、廃隧道という物理的な要因も、人々の想像力を掻き立てている。
以上、旧松井田トンネル(旧天神山隧道)にまつわる心霊話を紹介した。
この地を訪れる際には、慎重な行動を心がけてほしい。
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