大坂峠のウワサの心霊話

徳島県と香川県の県境に位置する大坂峠。かつては自然豊かな観光スポットとして親しまれていたが、現在では心霊スポットとしても知られている。この峠では、数々の怪奇現象や恐怖体験が報告されており、多くの訪問者を震え上がらせている。今回は、大坂峠にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

大坂峠とは?

大坂峠の外観

大坂峠(おおさかとうげ)は、徳島県鳴門市北灘町碁浦と香川県東かがわ市坂元を結ぶ峠道であり、標高は約270メートルである。

古くから徳島と香川を結ぶ交通の要所であったこの場所は、瀬戸内海を望む絶景が楽しめることで知られていた。

峠道は現在も利用されているが、過去には開通工事で多くの作業員が命を落とし、その供養のために無縁仏や地蔵尊が設置されている。

また、走り屋たちが集うスポットとしても有名であり、スピードの出し過ぎによる事故が多発していたことから、地元では「命を落とした者たちの霊が出る」として恐れられている。

大坂峠の心霊現象

大坂峠で報告されている心霊現象は以下の通りである。

  • 無人の車が追いかけてくる
  • 首のないライダーの目撃
  • 道路脇に立つ女性の霊
  • カーブミラーに映る中年の霊
  • 後部座席に現れる白い着物の女性

これらの現象が訪れる者に恐怖を与えている。

無人の車が追いかけてくる

深夜、大坂峠を車で走行中、後方から車のライトが近づいてくるが、振り返ると誰も乗っていない無人の車だという。

この車は突然現れては消えるため、追いかけられた者は恐怖のあまり峠を全速力で駆け下りたという体験談が多数存在する。

首のないライダーの目撃

峠道のカーブで、首のないライダーがバイクに乗った状態で現れるという目撃談がある。

彼の姿は不気味で、出会った者はその異様な雰囲気に背筋が凍る思いをしたと語っている。

道路脇に立つ女性の霊

白い服を着た女性が道路脇に立っているという報告が後を絶たない。

彼女はじっと通行人を見つめているだけだが、その存在感が訪れる者の心を重くさせる。

カーブミラーに映る中年の霊

峠道に設置されたカーブミラーには、中年の男性または女性の霊が映るとされている。

この霊は一瞬で消えるため、目撃者は「見間違いではないか」と自分を疑うが、その後も同じ場所で同じ霊を見たという話が繰り返されている。

後部座席に現れる白い着物の女性

車の後部座席に突然白い着物を着た女性が現れるという体験談もある。

運転手が気づいた時には既に消えており、その存在が幻覚なのか霊現象なのかは不明である。

大坂峠の心霊体験談

低い声で「うるさい」と言われた

あるドライバーが車の慣らし運転で夜間に大坂峠を走行していたところ、車内に低い男性の声で「うるさい」と囁かれた。

その直後、コンクリートの壁に黒い人影のような染みを見て恐怖のあまり峠を離れたという。

カーブミラーの霊

別の訪問者は、峠のカーブミラーに一瞬中年女性の姿が映り込んだのを見た。

驚いてミラーを再度確認したが、何も映っておらず、背筋が凍る思いをしたと語る。

地蔵の数が行きと帰りで合わない

峠道に並ぶ地蔵の数を数えると、行きと帰りで数が異なるという体験談も多い。

地元では「地蔵が霊を守っている」と言われ、この現象が地蔵に宿る霊の力を示しているのではないかと考えられている。

大坂峠の心霊考察

大坂峠の心霊現象は、開通工事で命を落とした作業員の霊や、峠道で事故死した走り屋たちの霊が関係していると考えられる。

また、無縁仏や地蔵が設置されていることからも、この場所には供養されていない魂が多く存在している可能性がある。

さらに、峠道の地形や夜間の視界不良が、怪奇現象の目撃報告を増やしている要因とも考えられる。

いずれにせよ、この地に眠る者たちを刺激するような行為は避けるべきであり、訪問の際は敬意を持って慎重に行動することが求められる。

大坂峠は、美しい自然と歴史を持つ一方で、多くの心霊現象が語られる不気味な場所でもある。

その独特の雰囲気を体感したい場合でも、安全を最優先にするべきである。

大坂峠の地図

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近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
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