佐波川ダムに隣接する手彫りの佐波川トンネル。ここでは「おいでおいで」と手招きする男性の霊が現れるという噂があり、地元でも有名な心霊スポットとして恐れられている。今回は、佐波川トンネル(佐波川ダム)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
佐波川トンネル(佐波川ダム)とは?
佐波川トンネルは、山口県にある佐波川ダム付近に位置する手彫りのトンネルである。
1955年に完成した佐波川ダムは、大原湖という人工湖を生み出し、地域の治水や灌漑に重要な役割を果たしている。
ダム建設に伴い、207世帯が水没対象となり、多くの住民が移転を余儀なくされた。
また、ダム建設時には5名の作業員が殉職しており、ダムの入口付近にはその慰霊碑が建てられている。
この慰霊碑の先に位置するトンネルが、心霊現象の舞台となっている。
佐波川トンネル(佐波川ダム)の心霊現象
佐波川トンネル(佐波川ダム)の心霊現象は、
- 男性の霊が現れ手招きをする
- 「おいでおいで」という声が聞こえる
- トンネル内で鈴の音が響く
- トンネルを通った後に頭痛や体調不良が起こる
である。
男性の霊が現れ手招きをする
佐波川トンネルで最も有名な現象が、男性の霊の手招きである。
この霊はトンネル内や出口付近に現れ、「おいでおいで」と手招きをする。
ついて行くとダムの底に引きずり込まれるという恐ろしい噂があり、決して霊に従ってはいけないとされている。
「おいでおいで」という声が聞こえる
トンネル内を進むと、どこからともなく男性の「おいでおいで」という声が聞こえるという。
この声を無視しなければならず、興味本位で立ち止まるのは危険とされている。
トンネル内で鈴の音が響く
一部の訪問者は、トンネル内で鈴の音を聞いたと報告している。
この音は霊の存在を示すものであり、不気味さを助長している。
トンネルを通った後に頭痛や体調不良が起こる
佐波川トンネルを訪れた後、頭痛や体調不良を訴えるケースが多い。
これらは霊的な影響とされ、霊現象を体験した者に起こる特徴的な症状である。
佐波川トンネル(佐波川ダム)の心霊体験談
頭痛と体調不良
ある訪問者が友人と佐波川トンネルを訪れた際、特に異常を感じなかったものの、帰り道で全員が頭痛を発症し、一週間続いたという。
この経験から、「遊び半分で行ってはいけない場所」と感じたという。
男性の声を聞く
別の体験者は、橋の手前で車を降りた際、「おーい」と呼ぶ男性の声を聞いた。
その場には男性はおらず、不安に駆られて早々に退散したという。
手招きする霊を目撃
過去にトンネルを訪れた際、奥から白い影が手招きをしているのを見たという訪問者もいる。
その後、体調不良や怪奇現象が続き、二度と行くまいと決めたと語る。
佐波川トンネル(佐波川ダム)の心霊考察
佐波川トンネルの心霊現象は、ダム建設時の殉職者や、水没地域に住んでいた人々の無念が影響していると考えられる。
また、トンネル内の湿気や暗さが恐怖を増幅させ、体験者の心理状態を影響させている可能性もある。
興味本位で訪れることは、危険を伴う場合がある。
佐波川トンネルを訪れる際は、その場所の背景に敬意を払い、慎重な行動を心がけるべきである。
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