昭和46年に開園し、多くの利用者で賑わった「さいたま水上公園」だが、心霊スポットとしての一面もある。特にプールや周辺の森で多発する心霊現象が注目されている。今回は、さいたま水上公園のウワサの心霊話を紹介する。
さいたま水上公園とは?
さいたま水上公園は、埼玉県内初の水上公園として1971年に開園した。広大な敷地に7種類のプールを持ち、その規模は「東洋一」と称された。
しかし、2021年度末に老朽化と利用者の減少を理由に閉園が決定された。
この公園はかつて家族連れや観光客で賑わっていたが、過去には幾度となく事故が発生し、多くの命が失われたことでも知られている。
1970年代には、特に流れるプールでの溺死事故が多発し、毎年のように命を落とす人がいたという。
溺死事故が頻発した背景には、当時の救助体制の未整備やプールの構造上の問題が指摘されている。
これらの悲劇が、この場所の霊的活動に繋がっていると考えられている。
さいたま水上公園の心霊現象
さいたま水上公園で報告されている心霊現象には、以下のものがある。
- 流れるプールで亡くなった子供の霊
- 滝のプールで現れる修行中の男の霊
- 森の中で後をつけてくる自殺者の霊
- 夜間に森で聞こえる囁き声
これらの現象は、特に公園内やその周辺の森で頻繁に目撃されている。
さいたま水上公園で最も恐れられているのは、かつて流れるプールで命を落とした子供たちの霊である。
特に夏の夜になると、プールの水面に小さな手が見え、子供の笑い声や泣き声が聞こえるといった報告が相次いでいる。
多くの人が夜のプールを訪れた際、このような現象に遭遇し、急いでその場を後にしたという。
さらに、滝のプールでは滝に打たれて修行をしているかのような男の霊が現れることも知られている。
この霊は滝の下に立ち、無表情で訪問者を見つめているという。
彼の姿を目撃した者は、彼の冷たい目線に恐怖を覚えることが多いと報告されている。
ただし、さいたま水上公園で最も恐ろしいと言われているのは、プールそのものではなく周辺に広がる「自殺の森」である。
この森では、首吊り自殺が頻繁に行われており、特に公園の関係者が自殺したという話も伝わっている。
このため、深夜に森に入ると、自殺した霊に取り憑かれ、後をつけられるという恐怖の体験が多く報告されている。
さいたま水上公園の心霊体験談
ある訪問者は、夜中にプールサイドを歩いていると、突然子供の笑い声が聞こえ、その声がどこから来ているのか探したが、誰もいないことに気づいたという。
また、別の体験者は、滝のプールで無表情の男の霊に遭遇し、その場で足がすくんで動けなくなったという。
また、深夜に森の中を歩いていた人が、自殺者の霊に後をつけられ、背後に不気味な気配を感じたという報告も多い。
これらの体験は一度体験すると忘れられないほどの恐怖を伴うものである。
さいたま水上公園の心霊考察
さいたま水上公園での心霊現象は、過去にこの場所で発生した溺死事故や自殺が原因であると考えられている。
特にプールで命を落とした子供たちの霊は、その無念が今も残り、霊的な活動を続けている可能性が高い。
また、周辺の森に広がる「自殺の森」では、多くの自殺者が命を絶ったことで、霊的なエネルギーが蓄積されているとされ、夜間にその場所を訪れることは非常に危険だと警告されている。
さいたま水上公園は、かつては家族連れで賑わった場所であったが、現在では心霊スポットとしてその名を知られるようになった。
訪れる際には、無闇に近づかないようにし、特に夜間には注意が必要である。
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