愛知県あま市に日本のホラー映画「呪怨」を思わせる民家があったいう。その名も「三角の家」その他には「黄色い家」と呼ばれる場所である。今回は、三角の家のウワサの心霊話を紹介する。
三角の家とは?
不気味な佇まいである「三角の家」の由来は、三角形の土地に建てられた事から名づけられた。
愛知県の心霊スポットでよく取り上げられる有名な場所である。
三角の家の他にも、外観が黄色い事から「黄色い家」「イエローハウス」…愛知県あま市甚目寺にあることから「甚目寺の家」等と呼ばれることも。
交通量がある場所に位置しているため、一見すると普通の家のように見えるが、ホラー映画「呪怨」にも劣らない最恐の心霊スポットである。
三角の家の住民は、不幸になり引っ越していくという呪いのウワサというのも元々三角の家が建てられた場所一帯は墓地だったそうだ。
墓地が移転となり一帯は更地となるが、あるお婆さんが小さな青果店を構えたそうだ。
だが、何か災いがあったのか、青果店も立ち退くこととなり更地となる。
月日が経ちその土地は区画整理され数件の家が建てられた。
墓地を移転する際に十分な供養をしてなかったのが、移り住んだ人々の歯車が狂う原因となったのだろうか。
その土地に次々と家が建てられていく中、三角形の土地だけ売れ残ったそうだ。
そんな中…1980年頃に若い夫婦が土地を購入し、現在の「三角の家」が建てられた。
この土地の工事は二度中断したという話しがあるが、詳細は不明だ。
今日の1枚はこちら。
— machu郎 (@machu_1125) October 9, 2019
愛知県あま市にあった今はなき三角の家。呪怨のモデルとなった家です。
大学生の頃面白半分で中に入りました。その時の事はいまでも忘れません。いまは有料駐車場となっておりますが近づく事はおススメしません。遊び半分で行く場所ではありません。 pic.twitter.com/bAKNyEULzF
三角の家の心霊現象
三角の家の心霊現象は、
- ポルターガイスト現象(ラップ音など)
- 窓に少女の霊
- 2階には女性と子供の霊
- 庭に中年男性の霊
- 少女の笑い声
- 2階で足音
- 敷地内で霊の気配
である。三角の家ではその他にも様々な心霊現象があったという。
名古屋テレビが製作したホラードラマ「ドムド・ファイル」で三角の家を題材にしようとしたが、何か不都合な事が起きたのだろうか。お蔵入りとなったようだ。
現在この場所は駐車場となっている。
これがあの呪怨のモデルになった三角家でございます。 pic.twitter.com/Tzu2zw69BT
— たいちゃん (@4212Taichan) March 7, 2015
三角の家でおきる呪い
新居で夫婦の幸せな生活は長く続かず、夫はギャンブル依存症となり多額の借金を抱えることになる。
仲の良かった夫婦もいつしか憎しみ合うようになったそうだ。
生活苦で精神崩壊した妻は、夫を刺殺…その後、妻は自殺したという。
はじめの住人であるこの夫婦の死については幾つか説がある。
夫婦は不幸にも事故死したという話しや、住宅ローンが払えず心中したという説、どちらかが自殺したという説、いずれにせよ恐ろしい出来事が起こったという話しが布石となっているのは変わらない。
この夫婦が亡くなって間もなく「幽霊が出る」とウワサされはじめたという。
空き家の三角の家は、この後6組の住人が入居することになるのだが、1年もせずにこの家を出ていくこととなる。夫婦の霊が出た事が原因なのか…今となっては分からない。早いものは3日でこの家を後にしたという。
尋常ではない何かがこの家で起こったことは事実かもしれない。
この家の玄関には女性の霊が出るという心霊話がある。真相を確かめるためにテレビ局が撮影に来たのだが…同行者の冝保愛子(霊能者)が「この家には入れない」と撮影を拒否したため番組がお蔵入りしたという話しもある。
呪怨のモデルになった黄色い家(三角の家)跡地はわずか1年間に6組も入居してすぐに引っ越したみたいだが
— (c∮) (@No__Respect1230) November 25, 2021
住んだら不幸になるみたいだが、実際どうなんだろうね?
生きていれば良い事も悪い事もあるから、ここに住んでなくてもかわらないんじゃない?と思う。
オカルトは好きだけど盲信はしない pic.twitter.com/UTxYuBgVyg
三角の家でとり憑かれた人々
はじめの夫婦の「呪い」のような出来事から5年経過した頃に別の夫婦が入居した。
だが、この夫婦も半年でこの家を出ていく事になる。
心霊現象に悩まされていたのか分からないが、その夫婦は精神疾患を患い家を出たとウワサされている。
次々と家を出ていく者がいるという事は、精神的におかしくなる何かがあるのだろうか。
その後また、三角の家に入居した新しい夫婦が引っ越してきたが、「幽霊が出る」とはっきりと言って、1年も絶たずに引っ越すことになる。
三角の家に入居した6組の夫婦すべてが何らかの理由で出ていった。
三角の家の2階には女性や子供の霊が出ると云われ、部屋には赤い色の血痕がついたベッドが残されているという。
この家では、入居した者だけが不幸となった訳ではなく、空き家となったこの家に吸い込まれるように行った者が、家の中で無理心中をしたようだ。
その現場に警察官2名が駆けつけたが、そのうち1名が発狂し死亡、もう1名は廃人となり病院で一生を過ごしたというウワサがある。
三角の家で警察官が訪れる事が他にもあったようで、肝試しにきた若者が霊にとり憑かれ異常行動をしたそうだ。
通報により警察官が駆けつけたが、警察官も発狂し叫び続けたという。その後、若者も警察官も精神病院に入院することになった。
余談だが、三角の家の庭にある積み上げられた石には中年男性の霊が出るという話しもある。
三角の家の場所・アクセス・地図
三角の家の住所 | 〒490-1111 愛知県あま市甚目寺八尻 |
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交通アクセス | 名古屋市から県道106号 経由で26分 |
最寄りのバス停 | 甚目寺松山(徒歩2分)県道200号 経由 |
最寄り駅 | 甚目寺駅(徒歩14分)県道124号 と 県道200号 経由 |
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