七天王塚は、千葉市中央区にある歴史的な塚群で、心霊スポットとしても知られている。塚に関連する祟りの噂や心霊現象が多く報告されており、特に塚の木を伐採すると不幸に見舞われるという話が有名である。今回は、七天王塚のウワサの心霊話を紹介する。

七天王塚とは？

七天王塚は千葉大学医学部の敷地内外に位置し、7つの塚が北斗七星に似た配置で点在している場所である。

これらの塚は、千葉氏の7人の兄弟、あるいは平将門の影武者7人を葬った場所とされる伝承がある。

また、七天王塚は北斗七星を崇める妙見信仰との関わりが深く、牛頭天王を祀っていることから、千葉氏の守護神として信仰されてきた。

この場所は千葉氏の居館跡とされ、歴史的に見ても重要な場所であるが、現在は心霊現象が報告される心霊スポットとしても有名である。

江戸時代にはすでに信仰の対象となっていたが、塚の周りに生い茂る木々や塚の伝説には、長い歴史が絡む呪いの話が多く残されている。

七天王塚の心霊現象

七天王塚で起こる心霊現象は以下の通りである。

• 塚に生えている木を伐採すると祟りが起こる
• 伐採を行った者が原因不明の体調不良や事故に遭遇する
• 塚の周囲で不気味な気配を感じ、体調不良になる
• 夜中に塚の周辺で謎の声や足音が聞こえる

これらの現象は、七天王塚が長年にわたり崇められてきた場所であり、過去の儀式や祟りに関する伝承が影響しているのではないかと噂されている。

七天王塚の心霊現象として最も有名なのが、「塚の木を切ると祟られる」という話である。

実際に、伐採を行おうとした大学関係者や工事関係者が不幸に見舞われたという話が残っている。

特に、昭和58年に発生した「千葉大女医殺人事件」や、その後に発生した集団強姦事件などは、これらの祟りと関連があるとされている。

また、塚の周囲を歩くと不気味な気配を感じることや、夜中に謎の声が聞こえるといった報告も多く寄せられている。

七天王塚が祟りの象徴とされるのは、千葉氏や平将門と深い関わりがあり、彼らが崇めていた北斗妙見信仰に基づくものである。

特に、北斗七星の形に塚が配置されていることや、牛頭天王を祀る信仰が祟りを引き起こしていると考えられている。

七天王塚の心霊体験談

ある心霊体験談では、七天王塚を訪れた人が異常な寒気を感じ、何者かに肩を叩かれる感覚を味わったという。

また、塚の木の伐採を試みた工事関係者が、原因不明の事故に遭ったという報告もあり、塚に触れることが不吉であるという噂が絶えない。

また、千葉大学の学生たちが夜中に塚の周辺を歩いていると、不思議な光を見たという話もある。

七天王塚の心霊考察

七天王塚の心霊現象や祟りは、歴史的な背景や信仰と深く結びついていると考えられる。

千葉氏や平将門に関連する信仰や伝承が、塚の存在に霊的な力をもたらし、現代まで残っているのかもしれない。

また、塚の配置が北斗七星を模していることから、古代の天体信仰や呪術的な儀式が関係している可能性も指摘されている。

七天王塚の地図