高知県の室戸市に位置する「スカイレストニュー室戸」は、廃墟となった奇抜なデザインのレストラン兼結婚式場跡地である。その独特な外観と荒廃した内部から、廃墟マニアや心霊好きの間で有名なスポットとなっている。今回は、スカイレストニュー室戸にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
スカイレストニュー室戸とは?
スカイレストニュー室戸は、1972年に開業したレストラン・結婚式場・展望台の複合施設である。
高台に位置し、建物は高さ17m、3本の大きな柱を中心に設計されており、1階から4階までの展望スペースや宴会場が配置されていた。
かつては白壁の美しい外観を持ち、360度の絶景を楽しめる観光名所として賑わいを見せていたが、1978年頃に閉業した。
廃墟となった現在、コンクリートがむき出しになり、崩壊が進行。
建物内部には喫茶スペースの自動販売機や中身が残った冷蔵庫など、当時の痕跡が残されている。
その荒廃ぶりと独特の雰囲気から心霊スポットとしても知られるようになった。
スカイレストニュー室戸の心霊現象
スカイレストニュー室戸で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 女性の霊が現れる
- ハイヒールの足音が聞こえる
- 探索中に人の気配を感じる
- 地下から不気味な音が聞こえる
女性の霊が現れる
スカイレストニュー室戸を訪れた複数の人が、建物内部で女性の霊を目撃している。
白い服を着た女性が廃墟の中を歩く姿や、窓際に佇む姿が目撃されており、特に夜間にその目撃情報が多い。
ハイヒールの足音が聞こえる
探索中、廃墟内でハイヒールの足音が響くことがあるという。
この現象は、探索者がスニーカーを履いている状況下でも確認されており、その音がどこから来るのかは不明である。
探索中に人の気配を感じる
建物内を探索していると、背後に人の気配を感じることが多い。
振り返っても誰もいないことがほとんどだが、その瞬間、冷たい風を感じることが多いという。
地下から不気味な音が聞こえる
地下室は最も霊現象が多い場所とされている。
不気味な囁き声や物音が聞こえることがあり、霊の存在を感じ取る人も多い。
スカイレストニュー室戸の心霊体験談
体験談1:後ろから聞こえた足音
3人の友人と共に地下を探索していた際、誰もいないはずの背後からハイヒールの足音が聞こえてきたという。
音の正体を確認しようとしたが、振り返っても誰もおらず、恐怖に駆られてその場を後にした。
体験談2:女性の霊の目撃
夜間、1人で廃墟を訪れた男性が、3階部分の窓に女性の姿を目撃した。
ライトを当てて確認したが、人の気配はなく、建物内には誰もいなかったという。
体験談3:地下での奇妙な体験
地下室で何かを探していた際、背後から「帰れ」と囁く声を聞いたという。
恐怖で振り返ることができず、そのまま建物を飛び出したと語られている。
スカイレストニュー室戸の心霊考察
スカイレストニュー室戸にまつわる心霊現象の多くは、建物の歴史や立地に起因している可能性がある。
廃墟として長い年月を経たことで、過去の記憶や思念が蓄積されているのかもしれない。
また、その独特な建築デザインと荒廃した内部が、訪れる者の心理的影響を強め、霊的な現象を感じやすくしていると考えられる。
注意点
スカイレストニュー室戸は現在、老朽化が進み、建物の崩壊が進行しているため、非常に危険な場所となっている。
探索を目的とした訪問は推奨されず、万が一訪れる際は安全を最優先に行動してほしい。
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