枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)は、過去の事件やオーナーの自殺の噂が絶えない、いわく付きの廃墟である。今回は、枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)とは?
ホテルシャモニーは、島根県松江市の枕木山中腹、県道252号線沿いに位置するラブホテルである。
1973~1976年頃に開業し、洞窟や土蔵を模した「洞窟の館」「土蔵の館」、王朝風の「王朝の館」、自然をテーマにした「樹林の館」の4部屋を備えた独特なデザインが特徴的であった。
ホテルは一見3階建てに見えるが、最下部はピロティー構造で、実際には2階建てである。
その建物構造から目を引く存在であったが、経営難や噂される事件による影響で1999年頃に閉業した。
その後、荒廃が進み、現在では窓ガラスが割れ、壁には落書きが施されるなど、廃墟としての風貌を呈している。
枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)の心霊現象
枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- オーナーの霊の出現
- 2階のベランダに現れる白い服の女性の霊
- おかっぱ頭の女の子の霊
- 白いもやが漂う
- ホテル入り口で撮影される心霊写真
- 駐車した車の向きが変わる
- 訪問後に怪我をするという不吉な出来事
オーナーの霊の出現
このホテルの元オーナーが経営難の末、3階部分で首吊り自殺を遂げたとされる。
その霊が未だこの廃墟に留まり、訪問者に警告を与えるかのように現れるという。
特に夜間に建物内部を探索する者が、この霊の存在を感じることが多い。
2階のベランダに現れる白い服の女性の霊
2階のベランダには、白い服を着た女性の霊が佇んでいる姿が頻繁に目撃されている。
この女性の正体や背景は不明だが、彼女を目撃した者たちは異常な寒気を感じると語っている。
おかっぱ頭の女の子の霊
建物内やその周辺では、おかっぱ頭の女の子の霊が出現するとされる。
彼女は寂しげな様子で現れ、訪問者に不安感を与える。その存在が何を伝えようとしているのかは謎である。
白いもやが漂う
夜間、ホテル周辺では白いもやが漂うのが見えるという。
このもやは特定の場所に留まらず、動き回るため霊的な存在と関連付けられている。
ホテル入り口で撮影される心霊写真
入り口で写真を撮影すると、高い確率で心霊写真が撮れると言われている。
写真には、人影や不明瞭な白い物体が映り込むことが多い。
駐車した車の向きが変わる
訪問者が駐車した車の向きが、探索後に戻ってくると逆方向を向いているという怪奇現象が報告されている。
これは霊的な干渉と考えられている。
訪問後に怪我をするという不吉な出来事
この場所を訪れた者が、その後怪我や不幸に見舞われるケースが後を絶たない。
これが霊たちの警告なのか、偶然なのかは不明であるが、訪問者の多くが不安を抱える結果となっている。
枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)の心霊体験談
夜間訪問の恐怖
ある若者グループが夜に訪問した際、2階のベランダに白い服の女性が佇んでいるのを目撃。
恐怖心からその場を離れたものの、数日後メンバーの一人が原因不明の高熱に見舞われたという。
車の異変と怪我の連鎖
別の訪問者は、探索中に駐車していた車の向きが変わっていたのに気付き恐怖を感じた。
その後、自宅で階段から転倒するという怪我を負った。
枕木山廃ラブホテル(ホテルシャモニー)の心霊考察
ホテルシャモニーで報告される心霊現象は、過去の事件やオーナーの自殺と深い関連があるとされる。
この場所には、霊たちが抱える悲しみや怨念が渦巻いており、訪問者に警告を与えているのかもしれない。
また、建物の荒廃した雰囲気や不気味な壁の色など、物理的な要因も訪問者の恐怖を増幅させている可能性がある。
訪れる際には、自己責任で慎重に行動し、不用意に霊的存在を刺激しないよう心掛けるべきである。
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