愛媛県伊予市にある「谷上山第二展望台」は、昼間は美しい自然と絶景が楽しめる観光地として知られている。しかし、この展望台には心霊現象の噂が絶えず、特に夜間は不気味な雰囲気が漂う。今回は、谷上山第二展望台にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
谷上山第二展望台とは?
谷上山第二展望台は、皿ヶ峰連峰県立自然公園内に位置する展望施設である。
伊予市を一望できる絶景スポットとして人気があり、無料の双眼鏡も設置されている。
春には桜が咲き誇り、昼間は家族連れやカップルが訪れる憩いの場所となっている。
かつては第一展望台も存在したが、老朽化のため2002年に取り壊され、現在は第二展望台のみが残っている。
この展望台は、令和4年春に耐震補強工事と塗装のリニューアルが行われた。
しかし、その明るい印象とは裏腹に、過去の出来事や心霊現象がこの場所を不気味なスポットとして語り継がれている。
特に、過去に首吊り自殺が複数回あったという噂があり、これが心霊現象の根拠として語られている。
目撃される幽霊の多くは女性の姿で、時には二人の女性の霊が同時に現れるとの話もある。
谷上山第二展望台の心霊現象
谷上山第二展望台で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 女性の霊が二人現れる
- 展望台の電気が突然消える
- 車のエンジン音が聞こえるが、車は現れない
- 突然の寒気と足のすくみ
女性の霊が二人現れる
この展望台では、二人の女性の霊が目撃されることが多い。
白い服を着た女性たちは展望台の最上階に現れ、誰かを見つめるように佇んでいるという。
彼女たちの正体は、この展望台で首吊り自殺をした女性たちであると噂されている。
展望台の電気が突然消える
夜間に展望台を訪れた際、展望台全体の照明が突然消える現象が報告されている。
訪問者は真っ暗な中で恐怖を感じながら慌てて退散することが多い。
車のエンジン音が聞こえるが、車は現れない
展望台付近で車のエンジン音が近づいてくるのを聞いたが、車そのものは現れなかったという話がある。
音が突然消え、何事もなかったかのように静寂が戻るため、不気味さが倍増する。
突然の寒気と足のすくみ
展望台で突然、強烈な寒気を感じ、足が動かなくなる体験談も多い。
霊的な存在に触れたときの反応だと考えられている。
谷上山第二展望台の心霊体験談
体験談1:家族での訪問中に感じた異様な寒気
家族ドライブの途中で偶然展望台を訪れた男性が語る体験談である。
父親と妹が展望台を散策している間、車内に残った男性と母親は異様な寒気を感じた。
父親は「急に足がすくみ、不気味な気配を感じた」と話し、その場から急いで帰ることになったという。
後日、この展望台が首吊り自殺の名所であることを知り、家族全員が驚愕した。
体験談2:展望台での電気消失と不気味な車音
友人たちと夜景を見に訪れた若者グループが、展望台の最上階に到達した際、突然照明が消えたという。
パニック状態で階段を駆け下りる途中、外から車のエンジン音が聞こえたが、外に出ても車は見当たらなかった。
その後、何度も同じ音が近づいてくるような錯覚に襲われ、恐怖のあまりその場を去った。
谷上山第二展望台の心霊考察
谷上山第二展望台での心霊現象は、その歴史と深く結びついていると考えられる。
過去の首吊り自殺の噂や女性の霊の目撃情報が、この場所を心霊スポットとしての認識を強めている。
また、展望台という孤立した構造が恐怖感を増幅させている可能性がある。
一方で、心霊現象の多くは訪問者の心理的な影響や、自然現象による錯覚が原因であるとも考えられる。
しかし、多くの体験談が一致している点から、何らかの霊的存在がこの場所に留まっている可能性も否定できない。
訪問者は、この場所に秘められた過去の悲劇に思いを馳せ、敬意を持って行動することが求められる。
また、軽い気持ちでの訪問やふざけた行動は避けるべきである。
この展望台は、美しい夜景とともに、その裏に潜む恐怖も秘めた特別な場所である。
コメント