手城東公園のウワサの心霊話

広島県福山市にある手城東公園は、一見すると地域に親しまれる運動公園である。しかし、公園入口付近にある男子トイレを中心に、不気味なウワサや怪異な現象が囁かれており、夜には誰も近づきたがらない異様な雰囲気を放つという。今回は、手城東公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


手城東公園とは?

手城東公園のトイレ

手城東公園は、広島県福山市南手城町四丁目に位置する公共施設である。

広大な敷地にはサッカー場が併設され、地域の小学生から社会人まで、幅広い層がスポーツに親しんでいる。

朝6時から夜7時まで開場しており、事前予約のうえ使用が可能である。

利用者は運動や犬の散歩など、それぞれの目的でこの公園を訪れている。

しかし、この穏やかに見える公園には、人々が口を噤む“ある場所”が存在する。

それは、誰もが一度は利用するであろう、男子トイレである。


手城東公園の心霊現象

手城東公園の心霊現象は、

  • 夜間、トイレに入ると“見られている”ような圧迫感
  • 誰もいないはずの個室から聞こえる微かなすすり泣き声
  • 性別不明の霊が出没するという目撃談

である。以下、これらの怪異について記述する。

手城東公園の男子トイレは、公園に足を踏み入れてすぐの場所にある。

昼間は何の変哲もない清掃の行き届いた公衆トイレであり、子ども連れや高齢者などが安心して利用している。

しかし、夜の帳が下りると、様相は一変する。

誰もが「入りたくない」と感じる、説明できない不快感がその場を支配するのである。

このトイレでは、かつて男性と思われる人物が首を吊って自ら命を絶ったというウワサが流れている。

その確証はないが、地元では「本当にあった話」として語り継がれている。

壁の一角にわずかな染みがあるとされ、それが“自殺の痕”ではないかと噂されている。

夜間にこのトイレに入ると、まるで視線を感じるような鋭い感覚が背中を刺すことがあるという。

また、使用されていないはずの個室から、誰かが静かに泣いているような声が聞こえるとの証言もある。

その声は、男のようでもあり、女のようでもある。つまり、自殺者の霊の正体すら曖昧なままなのである。

サッカー場自体には特に心霊の報告はないが、このトイレでの事件のウワサが発端となり、「手城東公園=心霊スポット」というイメージが徐々に広がっていったのである。


手城東公園の心霊体験談

ある利用者は、夜に犬の散歩で公園を訪れた際、公園入口の男子トイレから“誰かが見ていた”と語った。

視線を感じ、振り向いても誰もいない。だがトイレの扉はわずかに開いていたという。

また別の人物は、深夜に用を足すためトイレに入ったが、個室のドアが閉まっていたため待つことにした。

しかし中から物音がしない。不審に思ってノックをしても応答はない。不気味に思い退室しようとしたところ、「カタン」という音が背後から聞こえた。

振り返ると、先ほど閉まっていた個室のドアが、静かに開かれていたという。

いずれの証言者も、明確に霊を見たわけではない。

しかし、共通するのは「見られていた」という感覚と、「何かが確実に“いる”」という確信である。


手城東公園の心霊考察

手城東公園にまつわる心霊現象の中心は、男子トイレに集中している。

このことから、過去に発生した自殺事件が何らかの形で霊的な残留をもたらしている可能性が高いと推察される。

また、霊の姿が男性とも女性とも断定できないことから、心霊現象に複数の要因が絡んでいるとも考えられる。

事故死、自殺、あるいは“見えない力”による引き寄せが発生しているのかもしれない。

昼と夜でまるで違う顔を見せる手城東公園。もし夜間に訪れることがあれば、その静寂の中に潜む“何か”の存在を感じることになるだろう。

特に、あの男子トイレの前に立つとき、背後に冷たい視線があるかのような錯覚に、あなたもきっと襲われるであろう。


手城東公園の地図

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