徳島県徳島市に存在する廃ホテル「シャガール」。この場所は、長年放置された廃墟として知られる一方で、数々の心霊現象の噂が絶えない。今回は、闇の廃ホテル シャガールにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
闇の廃ホテル シャガールとは?

モーテル・シャガールは、徳島市内に存在していたラブホテルである。
1階がガレージ、2階が客室という2階建ての構造を持ち、1980年頃に開業したと推測されている。
営業期間中は、地元のカップルたちに利用されていたが、2009年頃に閉業したと言われている。
閉業の理由については詳しくは明らかにされていない。
閉業後は、建物の入口がバリケードで封鎖され、2012年時点では比較的原形をとどめていた。
しかし、2018年頃には建物の道路沿いの壁が剥がれ、現在では木々や雑草が覆い茂り、荒廃が進んでいる。
建物そのものは放置されているものの、一部では植木が剪定されているなど、断片的に管理されている形跡も見られる。
廃墟としての「シャガール」はその不気味な外観から、地元住民や探訪者の間で「闇の廃ホテル」として恐れられており、心霊スポットとしても有名である。
闇の廃ホテル シャガールの心霊現象
「シャガール」で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 白い服を着た女性の幽霊の目撃
- 入ろうとすると体調が悪化する
- 建物内外で聞こえる女性のすすり泣く声
- 廃ホテルに関連した周囲の奇妙な現象
白い服を着た女性の幽霊の目撃
「シャガール」で最もよく報告されるのが、白い服を着た女性の幽霊である。
この幽霊は建物内をさまよい歩いている姿が目撃されることが多いが、中には建物の窓から外を見つめている姿を目撃したという話もある。
彼女は美しい顔立ちだが、目が合った瞬間に強い恐怖感を覚え、その場を離れる人が多い。
入ろうとすると体調が悪化する
廃ホテルに近づく、または中に入ろうとすると、急に体調が悪くなるという体験談が後を絶たない。
頭痛や吐き気、体の重さを感じるといった症状が報告されており、霊的な力が関係しているのではないかと考えられている。
建物内外で聞こえる女性のすすり泣く声
夜間、ホテル周辺を歩くと女性のすすり泣く声が聞こえるという話がある。
特に深夜には声が大きくはっきりと聞こえ、その声のする方向に近づこうとすると、声が突然止んでしまうという現象が頻繁に報告されている。
廃ホテルに関連した周囲の奇妙な現象
シャガールの隣には現在も営業しているラブホテルが存在するが、このホテルもまた奇妙な現象に見舞われている。
営業中にも関わらず、夕方以降にはロープが張られて立ち入り禁止となることが多い。
車が1台も止まっていない状態で電気だけがついているという不気味な状況が続いている。
闇の廃ホテル シャガールの心霊体験談
体験談1:女性の幽霊との遭遇
ある探訪者が深夜にシャガールを訪れた際、建物の2階の窓に白い服を着た女性が立っているのを目撃した。
その女性はじっと探訪者を見つめており、目が合った瞬間、全身に強烈な寒気が走り、その場を離れたという。
体験談2:体調不良による断念
別のグループが肝試しに訪れた際、建物に近づこうとしたメンバーの1人が突然のめまいと吐き気に襲われ、探索を断念した。
この体調不良は、建物から離れると徐々に回復したという。
闇の廃ホテル シャガールの心霊考察
「シャガール」で報告される心霊現象は、過去にこの場所で起きた出来事が深く関係している可能性が高い。
一部では、経営中に何らかの事件や事故があったのではないかと噂されているが、詳細は不明である。
建物が30年以上放置されていることも、その噂を助長している要因の一つであろう。
また、隣の営業中のホテルにも奇妙な現象が多発していることから、「シャガール」が周囲の環境にも影響を及ぼしているのではないかと考えられる。
興味本位で訪れるのは非常に危険であり、霊的な影響だけでなく、建物の老朽化による物理的な危険も存在する。
訪問を検討している人は、十分な注意を払うとともに、過去の出来事や場所の背景に敬意を持つことが重要である。
「シャガール」は、廃墟としての恐怖と謎に満ちた場所であり、その魅力と危険が訪問者を引き寄せる特別な場所である。
コメント