東京都八王子市の小仏トンネルは、交通渋滞で有名なトンネルだが、同時に数多くの心霊現象が報告されている場所としても知られている。今回は、この小仏トンネル周辺に位置する「真の道」にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
小仏トンネル(真の道)とは?
小仏トンネルは、東京都八王子市と神奈川県相模原市を結ぶトンネルで、中央道とJR中央本線が通る交通の要所である。
トンネル自体は1968年に開通し、現在でも利用されている。
小仏峠に位置し、その周辺には豊かな自然が広がるため、ハイキングコースとしても親しまれている。
その一方で、小仏トンネル近辺には「真の道」と呼ばれる心霊スポットが存在する。
この道は小仏峠への山道に続く細道であり、水子供養のために建てられた地蔵や母子像が並んでいるのが特徴である。
道沿いに数百体もの水子地蔵が立ち並び、道の先には宗教施設「直毘の宮」があったとされるが、現在は厳重に封鎖されている。
小仏トンネル(真の道)の心霊現象
小仏トンネル(真の道)で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 道沿いに並ぶ水子地蔵が夜中に動くという目撃談
- 母子像付近で女性の霊が目撃される
- 階段を上ると子供の声が聞こえてくる
- トンネル内で白い影がさまよっているのが見える
これらの現象が報告されており、特に夜間や雨の日に訪れると異様な雰囲気が強まるとされている。
特に有名な現象は、水子地蔵に関するものだ。
道の両側に並べられた数百体の地蔵が、夜中に動いたり、位置が変わっているという目撃情報が多く寄せられている。
水子供養を目的としたこれらの地蔵にまつわる霊的なエネルギーが、この場所に集まっているのかもしれない。
さらに、母子像付近で女性の霊が出現するという報告もある。
この霊は、かつてここで供養された母親の霊であるという噂が流れており、彼女は子供の霊を探して彷徨っていると言われている。
また、階段を上る際に、誰もいないはずなのに子供の笑い声や足音が聞こえてくる現象も頻繁に報告されており、訪れた人々に恐怖を与えている。
小仏トンネル(真の道)の心霊体験談
ある体験者は、深夜に「真の道」を訪れた際、水子地蔵が揺れているのを目撃したという。
また、別の体験者は、階段を上ったところで白い影が現れ、突然寒気に襲われたと証言している。
これらの体験談は、訪れた者たちに強い恐怖を植え付け、さらなる心霊現象の噂を引き起こしている。
小仏トンネル(真の道)の心霊考察
小仏トンネルおよび「真の道」での心霊現象は、ここで供養されている水子や、その母親たちの霊が未だに安らぐことなく彷徨っているからだと考えられている。
特に、水子供養が中心に行われてきたことから、霊的な存在がこの地に強く留まっているのではないかという説が有力である。
また、地蔵や母子像が放つ不気味な雰囲気が、この場所を一層心霊スポットとして際立たせている。
小仏トンネル周辺を訪れる際は、歴史的背景や供養に思いを馳せつつも、心霊現象に対する心の準備をしておいた方が良いかもしれない。
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