埼玉県川越市に位置する「所沢21ガード下」は、周辺の霊園と不気味なアンダーパスの雰囲気から、心霊スポットとして知られている。今回は、所沢21ガード下のウワサの心霊話を紹介する。
所沢21ガード下とは?
所沢21ガード下は、川越市の南部にある関越自動車道の下を通る歩行者用のアンダーパスである。
このアンダーパスは他のガードよりも低く、歩行者しか通れない狭い道で、水路が近くに流れているため、常に湿っぽい雰囲気が漂っている。
周囲には霊園があり、夜になると人気がなく、不気味な雰囲気が一層増す。
このため、この場所では昔から「幽霊が出る」という噂が絶えない。
さらに、近くには「川越の幽霊通り」という別の心霊スポットもあり、所沢21ガード下とセットで訪れる肝試しスポットとしても知られている。
このエリアは心霊現象が多発する地域として、地元では長年にわたって恐怖の象徴となっている。
所沢21ガード下の心霊現象
所沢21ガード下では、次のような心霊現象が報告されている。
- 女性の幽霊が現れる
- 男性の霊がトンネル内を歩き回る
- 足音が突然聞こえてくる
- 犬の霊が彷徨う
これらの現象は、特に夜中にこの場所を訪れた者たちによって体験されることが多い。
また、霊感の強い者がこの場所に訪れると、異様な雰囲気を感じるとされ、アンダーパスの壁に「顔のようなシミ」が浮かび上がるとの話もある。
最も多く報告されているのは、アンダーパスの中央付近に現れる白い服を着た女性の霊である。
彼女は、ガードの下でじっと立っているが、通行者が近づくと消えてしまう。
この女性は、過去にこの付近で起きた事故で命を落とした人物ではないかと噂されている。
また、夜中に訪れると、誰もいないはずのトンネル内で足音が響くことがある。この足音は徐々に近づいてくるが、振り返っても誰もいない。これを体験した者は、強い恐怖に襲われ、その場を立ち去ることが多い。
さらに、トンネル内を歩き回る男性の幽霊も報告されており、彼は特にガードの端をさまよっている姿が見られる。
この男性の霊は、何かを探しているようにも見え、通りかかる者に強い不安感を抱かせる。
犬の霊がこの場所を彷徨っているという噂もあり、犬が突然吠える声が聞こえたり、犬の影がトンネルの中を素早く駆け抜ける様子が目撃されている。
特に、犬の霊は、この場所に以前住んでいた動物が引き寄せられた霊的な存在だとも考えられている。
所沢21ガード下の心霊体験談
ある訪問者が夜にガードを通りかかった際、突然耳元で「来るな」という低い男性の声が聞こえたという。
彼はその瞬間、強烈な寒気を感じてその場から立ち去った。
また、別の体験者は、ガードを歩いていると突然足音が聞こえ、振り返ると何か黒い影が後ろをついてきているのを目撃した。
その影は犬のように四つ足で動いていたが、目を凝らして見ると消えてしまったという。
所沢21ガード下の心霊考察
所沢21ガード下の心霊現象は、過去にこの場所で発生した事故や、近くにある霊園との関係が指摘されている。
霊がトンネルに留まる理由として、事故で命を落とした者たちの無念が地縛霊としてこの場所に留まり続けていると考えられている。
また、霊感の強い人々が感じる「嫌な雰囲気」や「顔のシミ」といった現象は、アンダーパスの閉塞感と、長年放置されてきた暗い歴史が影響しているのかもしれない。
さらに、犬の霊に関する目撃情報は、この地にかつて存在した何か特別な意味を持つ存在が未だに残っている可能性がある。
こうした心霊現象が次々と報告されていることから、この場所には何らかの霊的なエネルギーが今も存在していると推測されている。
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