旧岩淵水門

旧岩淵水門、通称「赤水門」。荒川の氾濫を防ぐために1924年に建設され、地元の人々に親しまれてきたこの水門は、現在ではその役目を終えている。しかし、その歴史的背景と共に、心霊スポットとしての怖いウワサも絶えない。今回は、旧岩淵水門のウワサの心霊話を紹介する。

旧岩淵水門とは?

荒川の旧岩淵水門

旧岩淵水門(通称:赤水門)は、荒川の氾濫を防ぐために建設された水門である。大正5年(1916年)に着工され、8年後の大正13年(1924年)に完成した。

この工事はパナマ運河建設に携わった青山士(あおやま あきら)が監督し、荒川の洪水から下流地域の人々を守る重要な施設であった。

昭和30年代には、赤い塗装が施され、「赤水門」として地元で親しまれるようになった。

現在、旧岩淵水門はその役目を終えているが、歴史的建造物として保存されており、東京都より選定されている。

一方、下流に新設された青い岩淵水門がその機能を引き継いでいる。

旧岩淵水門のすぐ横には「荒川赤水門緑地」があり、ここからは荒川上流の風景を楽しむことができる。

この緑地には、荒川リバーアートコンテスト特賞を受賞した青野正のオブジェ『月を射る』や、「全日本草刈選手権」を記念する「草刈の碑」が設置されており、訪れる人々に歴史と自然の趣を提供している。

旧岩淵水門の心霊現象

旧岩淵水門の心霊現象は、

  • 荒川の水面にバラバラになった手足が浮かぶ
  • 橋の上から川に飛び込む女性の霊が目撃されるが、水音や波紋がない
  • 黒い影が宙を漂うように動き、突然消える
  • 日没後、特に強い陰の気が漂い、感受性の強い人が身体的・精神的に悪影響を受ける可能性がある

である。旧岩淵水門は、1924年に荒川と隅田川の分岐点に建設された洪水防止のための施設である。

しかし、この場所は心霊スポットとしても恐れられている。

理由は、荒川から流れてくる水死体がこの水門に流れ着くことが多いためである。

夜になると、荒川の水面にはバラバラになった手足が浮かぶことがある。

それはまるで亡者たちが水中から手を伸ばしているかのようである。

また、橋の上から川に飛び込む女性の霊が目撃されることもあり、その後は音もなく、水面には一切の波紋が広がらないという。

さらに、この周辺では黒い影が宙を漂うように動き、突然と消えるといった現象が頻発している。

これらの現象は特に夕暮れから深夜にかけて多発している。

また、河川敷にはじっと立つ若い女性の姿が確認されることがあり、近づくと川に飛び込む姿が目撃される。

しかし、その際には水音もなく、ただ不気味な沈黙だけが残るという。

かつて、荒川で自殺を図った人々の遺体は、この水門付近で見つかることが多かった。

霊能者がこの場所に行くと、水中に浮かぶ不気味な姿の霊たちが多数見受けられたという話もある。

彼らは強い怨念を放つわけではないが、川からの水気により常に活性化されており、偶然波長が合った人は一時的に憑依される可能性があるそうだ。

また、水蒸気が立ち上る季節には、霊体が水の粒子に包まれて目撃されることがある。

特に日没後、この場所は陰の気が濃厚に漂い続けている。そのため、この時間帯に訪れることは危険である。

暗く冷たい波動が渦巻いており、感受性の強い人は身体的にも精神的にも悪影響を受ける可能性が高い。

河川敷には水没者を供養するお地蔵様があるが、心ない人々によってその首が毀損され、木製の頭部にすげ替えられている光景は非常に不気味である。

この場所を訪れる際は、慎重な行動が求められる。

何か見てはならないものを見てしまうかもしれないからである。

旧岩淵水門の地図

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