新宿区戸山にある旧日本陸軍防疫研究所跡地は、戦時中の陰惨な歴史を背負い、現在でも多くの怪奇現象が報告されている。今回は、旧日本陸軍防疫研究所跡のウワサの心霊話を紹介する。
旧日本陸軍防疫研究所跡とは?
1989年7月22日、新宿区戸山にある国立予防衛生研究所の建設現場で、多数の人骨が発見された。
これらの人骨はほとんどが頭蓋骨と大腿骨で、当時のバブル景気の最中に発見されたのである。
この日は、防衛庁本庁舎の市ヶ谷移転や国立予防衛生研究所の戸山移転など、国家的プロジェクトが進行中だった。
人骨が発見されたのは、太平洋戦争終結まで陸軍軍医学校があった場所だ。
この学校は軍医を養成するために設立され、1934年に戸山山荘の跡地に移転した。
特に、「満州事変」以降、石井四郎軍医によって731部隊が設立され、生物兵器の開発と細菌戦が行われたのである。
元陸軍病院の軍医である湯浅謙さんは、戦地での生体解剖や人体実験について証言している。
これは当時の軍医の活動の一環であり、731部隊は凍傷実験や毒ガスの致死実験、伝染病の感染実験などを行い、細菌兵器や毒ガス兵器の研究を進めた。
これらの実験は国際法で禁止されていたものだ。
新宿戸山の陸軍軍医学校とその防疫研究室は、731部隊をはじめとする戦時医学犯罪の中心地であった。
ここで行われた研究は、大学の医学部と連携し、戦時中の非人道的な実験の舞台となっていたのである。
731部隊の正式名称は関東軍防疫給水部。満州のハルビンにありました。石井四郎氏は「内地では出来ない事」として、人体実験により細菌兵器の開発を行っていました。 pic.twitter.com/ZCNOfdSDjB
— 木下順介。役者、監督。🇷🇺モスクワ在住。 (@junsuke1012kino) July 26, 2024
旧日本陸軍防疫研究所跡の心霊現象
旧日本陸軍防疫研究所跡の心霊現象は、
- 霊が集まりやすい
- 人魂が彷徨っている
である。旧日本陸軍防疫研究所の跡地は、現在病院として使用されているが、かつては恐ろしい場所であった。
ここでは、731部隊が細菌兵器の開発と人体実験を行い、多くの犠牲者が出たとされている。
地中から発見された人骨は、隠蔽された歴史の証拠である。
この事実が公表されなかったため、現在でも病院内では怪奇現象が起きていると云われている。
この地域、特に戸山公園や箱根山周辺では、かつて何百もの人骨が見つかっており、霊が彷徨う呪われた土地とされている。
箱根山は風水的にも特殊な場所で、三つの神社に囲まれた結界の中心に位置し、霊が集まりやすいとされている。
近隣の人々は人魂や幽霊の目撃談を語り、霊能力者もこの地を「ヤバい場所」としているそうだ。
特に、国立感染症研究所では、不思議な影の目撃や変死事件がウワサされている。
ここでは、731部隊に関わった元職員が勤務していたこともあり、霊的な影響が強い場所とされている。
風水的には守られているとされるこの地が、もしその結界を失えば、何が起こるのか想像もつかない。
P3レベルの病原体を扱う研究所での怪異現象が、更なる恐怖を呼び起こしているのである。
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