東京都の多摩地区に位置する殿入中央公園は、全長105メートルの巨大ローラーすべり台が特徴の広大な公園である。だが、夜になるとこの公園には不気味な雰囲気が漂い、心霊現象が立て続けに起こることが報告されている。今回は、殿入中央公園のウワサの心霊話を紹介する。
殿入中央公園とは?
東京都の多摩地区にあるこの公園は、全長105メートルを誇る巨大ローラーすべり台が特徴である。
ローラーすべり台には無料でマットが貸し出されるため、お尻が痛くなる心配はない。
さらに、公園内には小さな子供から小学生までが楽しめる様々な遊具も整備されている。
公園は自然に囲まれた場所にあり、散策路が整備されている。
散策しながら山の上まで登ることができ、途中で植物や昆虫に出会うことができる。
山頂にはテニスコートもあり、広い芝生広場ではのんびりと過ごすことも可能である。
1日中楽しむことができる公園である。
施設の概要
- スライダー
公園の目玉は長いローラーすべり台である。上まで登るのはやや大変であるが、滑るときに使うマットが貸し出されており、スリル満点である。人が多いとマットが足りなくなる場合があるため、自前のマットを持参するのが望ましい。
- 遊具
スライダーの近くにはネットの遊具や吊り橋のような遊具がある。スライダーを滑ると、更に少し登ったところに広い芝生広場があり、ピクニックを楽しむことができる。また、スライダーから離れた場所には小さな子供向けの遊具が揃った子供広場がある。
- その他
駐車場は8台ほどしか停められず、駐車場の脇には古いトイレと自販機が設置されている。休日には駐車場が混雑するため、朝早くか午後遅めの時間に訪れるのが適している。また、公園内には森を散策できる遊歩道もあり、自然を満喫しながらリラックスすることができる。
お昼ご飯には、近くのイーアス高尾(公園から約10分)が推奨される。
殿入中央公園の心霊現象
殿入中央公園の心霊現象は、
- 滑り台に近づくと鈴の音が聞こえる
- 携帯電話の電池が突然切れる
- 誰もいないのに滑り台のローラーが回る音がする
- 岩のある広場で後ろから足音が迫ってくる
- 林の中からも物音が聞こえる
である。心霊スポットではないはずのテニスコート脇や中央の広場。
しかし、深夜に訪れると、次々と恐怖の現象が襲いかかる場所である。
特に滑り台や遊具のある場所が、不気味な雰囲気を醸し出しているという。
深夜のテニスコートで体験した恐怖の現象
ある夜中、私は滑り台に挑むためにテニスコートへ向かった。
辺りは静寂に包まれており、ただ風の音だけが微かに響く。
滑り台に近づくと、突然「チリン、チリン」と鈴のような音が耳に届く。
その音はまるで周囲を回るように響き、恐怖心が一気に高まった。
焦りながら滑り台を後にし、携帯電話の懐中電灯を頼りに急いで帰路についたが、突然携帯の電池が完全に切れてしまった。
必死に電源を入れようとしたが、完全に無反応。帰りの車で携帯を確認すると、電源が勝手に入っており、バッテリーには十分な残量が残っていた。
さらに不気味な現象が続く。
誰もいないはずの滑り台から、ローラーが回る音が響くことがある。
音は徐々に大きくなり、まるで誰かが滑り台で遊んでいるかのようだ。
恐怖で身震いしながら、周囲を見渡すと、岩のようなものが点在する広場で後ろから足音が迫ってくる。
振り返っても誰もいないが、林の奥からは物音が聞こえ、ますます不安が募る。
地元の話では、かつてこの場所で滑り台の事故があり、子供が亡くなったという。
そんな恐ろしい背景を知ってからは、さらに不安が増すばかりだ。
ある晩、綱のジャングルジムに登り寝転がっていると、遠くから「チリン、チリン」という鈴の音が徐々に近づいてきた。
音が近づくにつれて、背中に冷たい汗が流れ、身動きが取れなくなる。
恐怖に耐えきれず、その場から逃げ帰った。
深夜のテニスコートと広場は、ただの遊び場ではなく、恐怖と不安が漂う場所である。
誰もいないはずの場所で次々と発生する異常現象に、心から震えながら逃げるしかなかった。
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