鶴舞第一隧道および鶴舞歩道トンネルには、様々な心霊の噂が存在している。その中でも最も恐ろしいのは、夜になると現れる少女の霊の話である。この場所にはかつて悲劇があったと言われ、今でもその怨念が現れるというウワサが後を絶たない。今回は、鶴舞第一隧道及び鶴舞歩道トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
鶴舞第一隧道及び鶴舞歩道トンネルとは?
鶴舞第一隧道と鶴舞歩道トンネルは、千葉県市原市に位置する歴史的なトンネルである。
隧道自体は1969年に改修されたが、明治時代の地図にも描かれているため、それ以前から存在していたと考えられている。
特にこの地域にはかつて採石場があり、トンネル周辺では大型車両が頻繁に行き来していたことから、多くの事故が発生した。歩道トンネルは、そうした事故を防ぐために1985年に設置されたものである。
鶴舞第一隧道及び鶴舞歩道トンネルの心霊現象
この場所で報告される心霊現象は、以下の通りである。
- 手まりをつく少女の霊が現れる
- 目が合うと追いかけてくる
- 背中にぴったりとくっついて離れない
- 怪しい足音が聞こえる
- トンネル内で冷たい風が吹き、背後に気配を感じる
これらの現象は、特に深夜に訪れる者たちの間で恐怖の対象となっており、軽い気持ちで訪れると大きな危険に巻き込まれると噂されている。
最も有名な心霊現象は、手まりをついている少女の霊である。
夜、このトンネルを通ると、どこからともなく「トントン」と手まりの音が響いてくるという。
そして、その音の方を振り返ると、少女が現れ、目が合った瞬間、物凄いスピードで追いかけてくるというのだ。
追いつかれると、背中にぴったりとくっつき、離れなくなってしまう。
これは、生きたまま埋められた少女の霊であると言われており、なぜそのような悲劇が起きたのかは未だに明らかにされていない。
また、トンネル内では不可解な足音が聞こえるという報告も多く、後ろから何者かがついてくるかのような感覚に襲われるという。
トンネル内を歩いていると、急に冷たい風が吹き、背後に何かの気配を感じることがあり、振り返っても誰もいない。
こうした体験を語る者は少なくなく、現地に訪れた者たちは一様に異常な雰囲気を感じると証言している。
鶴舞第一隧道及び鶴舞歩道トンネルの心霊体験談
心霊体験談としては、夜中にトンネルを通過しようとした若いカップルが、手まりの音に気づき、振り返ったところ、少女の霊に追いかけられたという話がある。
彼らは車に乗り込んで急いで逃げたが、その後もトンネルを通過するたびに背中に冷たい感覚を感じるようになり、しばらくの間体調を崩したという。
また、別の訪問者は、トンネルを歩いている最中に背後から何かが追いかけてくるような足音を聞き、恐怖で振り返れなかったという体験を語っている。
鶴舞第一隧道及び鶴舞歩道トンネルの心霊考察
この場所で報告される心霊現象は、過去の事故や悲劇的な出来事が原因であると考えられている。
特に、歩道トンネルが設置される前には、学生が事故で亡くなるという悲惨な事件があり、その霊が今もトンネル内を彷徨っているのではないかと噂されている。
また、生きたまま埋められたとされる少女の霊が、この場所で成仏できずに苦しんでいるのかもしれない。
鶴舞第一隧道と鶴舞歩道トンネルは、長い歴史の中で多くの恐怖体験を生んできた心霊スポットである。
訪れる際は十分に注意が必要であり、軽い気持ちで肝試しをするべきではない場所である。
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