神奈川県平塚市にあるこの場所は、1991年に起きたドラム缶バラバラ殺人事件の現場として、数々の恐怖体験が報告されている場所である。焼け焦げた臭いが漂い、霊的な存在を感じるとされるこの場所の恐怖の一端を伝える。今回は、「小厚61ガード下」にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
小厚61ガード下とは?
小厚61ガード下は、神奈川県平塚市城所にある歩行者用の地下道で、国道271号と61号線が交差する場所に位置している。
1991年にこの地下道で凄惨なドラム缶バラバラ殺人事件が発生したことから、恐怖のスポットとして知られるようになった。
この事件では、藤沢市に住む女性会社員の遺体がドラム缶に詰められ、焼かれて発見された。
事件は解決されぬまま時効を迎えたが、この地下道は今もなお、霊的な影響を受け続けているとされ、訪れた者が奇妙な現象を体験する場所となっている。
小厚61ガード下の心霊現象
小厚61ガード下では、以下のような心霊現象が報告されている。
- 夜になると焦げた臭いが漂い、鼻をつく
- 女性の霊が地下道内を徘徊している
- 地下道に入ると急に身体が重くなり、寒気を感じる
- 振り向くと何かが追ってくるというウワサが広がっている
これらの現象は、特に夜間や人気のない時に多発しており、地元の人々の間では避けられている場所である。
最も強烈に恐怖を感じるのは、地下道に入った瞬間に漂う「焦げた臭い」である。
この臭いは、事件で焼かれた遺体の残留物であり、訪れた者を恐怖のどん底に突き落とす。
ある訪問者は、「霊感はないと思っていたが、地下道に入ると突然焦げ臭さを感じた」と語り、その場をすぐに立ち去ったという。
さらに、地下道では女性の霊が目撃されるという報告が絶えない。
事件で犠牲になった女性の霊が、ドラム缶に入れられて焼かれた無念から、この場所に留まっているのだと言われている。
また、地下道に入ると急に身体が重くなり、寒気を感じるという現象も多くの訪問者に体験されている。
特に恐ろしいのは、「絶対に振り向いてはいけない」というウワサである。
近くの学校に通う生徒たちの間では、「振り向くと何かが追ってくる」との言い伝えがあり、この場所を通る際には決して後ろを見ないようにしているという。
振り向いた者は、女性の霊に追われ、恐ろしい目に遭うとされている。
小厚61ガード下の心霊体験談
ある体験者は、地下道に入った瞬間に何かが焼けたような臭いを感じたという。
最初は単なるゴミ焼きの臭いかと思ったが、霊感のない自分でも異常なほどの違和感を感じ、その場を急いで立ち去ったという。
別の訪問者は、地下道を歩いている最中に背後から冷たい気配を感じたが、ウワサ通り振り向くことはせず、無事に通り抜けたことを後に振り返って語っている。
小厚61ガード下の心霊考察
小厚61ガード下に起こる心霊現象の多くは、1991年のドラム缶バラバラ殺人事件と密接に関連している。
この事件の被害者である女性の霊が、無念のまま地下道に留まり、今でもその苦しみを伝えようとしているのだと考えられている。
焦げた臭いや、霊的な気配を感じる現象は、被害者がこの場所に焼かれたという事実が霊的エネルギーとして残っているためとされる。
また、「振り向いてはいけない」というウワサは、霊が後ろから迫ってくる感覚を多くの人が共有しているためであり、これは精神的な恐怖だけでなく、実際に霊的な存在が地下道内にいる可能性を示唆している。
小厚61ガード下は、事件の悲劇的な背景と結びついた非常に強い霊的な影響を受けている場所であり、訪れる際には十分な注意が必要とされている。
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