広島県広島市に位置する魚切ダムは、美しい景色とともに多くの怪談や心霊現象の噂が絶えない場所として知られている。今回は、魚切ダムのウワサの心霊話を紹介する。
魚切ダムとは?
魚切ダムは、広島市西部の八幡川上流に位置する重力式コンクリートダムで、洪水調節や水道用水の確保、水力発電を目的として1981年に完成した。
堤高は79.8m、ダム湖の名前は「窓龍湖」と名付けられており、その由来は雨の神「八大龍王」を崇めることからきている。
魚切ダムは観光地として訪れる人も多いが、一方で心霊スポットとしても有名であり、訪れる際には注意が必要だとされている。
魚切ダムの心霊現象
魚切ダムで語られる主な心霊現象は以下の通りである。
- 全身の皮膚が爛れた霊や顔が崩れた霊の目撃談
- ダム付近でオーブや人魂が浮かぶ心霊写真が撮れる
- トンネルで白い服を着た女性の霊が出現
- ダム周辺で急激な体調不良を訴える
- ダム湖に死体が浮かぶという噂
これらの噂の多くは、戦時中の遺体処理場として使われたという歴史的背景や、交通事故や事件の多発に起因していると言われている。
全身の皮膚が爛れた霊や顔が崩れた霊
魚切ダム近くには、戦時中に遺体処理場として利用されたとされる山がある。
そのため、そこで処理された遺体の霊がダム周辺に現れるという噂がある。
これらの霊は皮膚が爛れていたり、顔が崩れていたりするという目撃談が多数報告されている。
心霊写真
魚切ダムでは心霊写真が撮れることでも有名である。
オーブや人魂が写真に写り込むほか、人を撮影すると手足が透けたり消えたりしていることがあるという。
トンネルでの白い服の女性
魚切ダム北上にある「六本松トンネル」では、白い服を着た女性の霊が現れるとされている。
この霊は後部座席に現れたり、トンネル内を歩いていたりするという報告が多い。
突然の体調不良
魚切ダムを訪れると急に体調が悪化するという話もある。
特に霊感の強い人ほどその影響を受けやすいと言われ、吐き気や頭痛、倦怠感などを訴えることが多い。
ダム湖の死体の噂
魚切ダムでは、過去に死体が浮かんでいたという噂がある。
これには暴力団が関与しているという話もあり、ダム周辺の不気味さをさらに際立たせている。
魚切ダムの心霊体験談
「深夜に友人と魚切ダムへ向かった際、急に体調が悪化し、吐き気と鳥肌が止まらなくなりました。進むべきではないと感じ、急いで引き返しましたが、帰り道では廃ホテルの方向から嫌な気配を感じました。」
「帰り道、六本松トンネルを通り抜けようとした時、後部座席の窓に白い服を着た女性の姿を見ました。振り返ると誰もおらず、その日は一晩中眠れませんでした。」
魚切ダムの心霊考察
魚切ダムの心霊現象は、その歴史的背景と地形が絡み合った結果である可能性が高い。
戦時中の遺体処理場という歴史が影を落とし、多くの命が失われた場所であるため、霊的エネルギーが強く残っているのかもしれない。
さらに、交通事故や事件が多発していることも、この地に怨念を宿らせる原因の一つと考えられる。
魚切ダムを訪れる際は、軽い気持ちではなく、礼儀を持って訪問することが重要である。
魚切ダムは、美しい自然と不気味な噂が共存する場所である。
興味本位で訪れるのではなく、そこに込められた歴史や背景を理解した上で、慎重に行動することを心がけてほしい。
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