水辺散策隧道のウワサの心霊話

水辺散策隧道は、一見すると安全で穏やかな散策路の一部である。しかしその周辺には、墓地や過去に多くの死者を出した歴史が存在し、不気味な噂が後を絶たない。夜になると黒い影が現れ、異音が響くなど、不可解な心霊現象が報告されている場所である。今回は、水辺散策隧道にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


水辺散策隧道とは?

水辺散策隧道の外観

水辺散策隧道は、夜間でも照明が灯る比較的新しい自転車・歩行者専用の短いトンネルである。

しかしその立地は少々不気味で、トンネルの南側出入口付近には古い墓地が広がっている。

また、近隣には亀島山という小高い山があり、その地下にはかつて軍事工場が存在していた。

終戦間際、この工場では多数の朝鮮人労働者が過酷な労働を強いられ、命を落としたという歴史がある。

山の中腹には、そうした犠牲者を慰霊する石碑や供養塔が今なおひっそりと佇んでいる。


水辺散策隧道の心霊現象

水辺散策隧道の心霊現象は、

  • トンネル付近に正体不明の霊が現れる
  • 夜間に人影が通り過ぎるが、確認すると誰もいない
  • トンネル南側出入口付近に、背の高い黒い影が立っているが人間ではない
  • 付近で水死体が上がった噂や、自殺・他殺が絡む不気味な話が絶えない
  • トンネル内や周辺で、正体不明の異音が深夜に聞こえる

である。以下、これらの怪異について記述する。

中でも最も不気味とされるのは、夜になるとトンネル南側出入口付近に現れる黒い影である。

街灯に照らされるはずの場所に、人間よりも一回り大きな黒い塊がじっと立っている。

目を凝らすと確かに人影のようだが、近寄ると何もいない。古くからこのトンネル付近では不審者情報が絶えないが、その正体は生きた人間ではなく、墓地から彷徨い出た霊の可能性が囁かれている。

さらに、亀島山の地下に存在した軍事工場で過労死した朝鮮人労働者の霊が、今なお行き場を失いこの辺りを彷徨っているという話もある。

山の供養塔はその名残を静かに物語っており、冥界へ帰れぬ魂がこのトンネルへ引き寄せられているのではないかとも言われる。

また、トンネル横を流れる川からは過去に水死体が上がったという噂がある。

さらに近くには反社会勢力の事務所があり、その周辺の民家で自殺や他殺が発生しているため、土地そのものが死と暴力の負の気配を孕んでいるのかもしれない。


水辺散策隧道の心霊体験談

「夜10時頃、犬の散歩でトンネルを通りかかった時のことである。向こう側から歩いてくる誰かの影が見えたので、軽く会釈しようとした。だが数歩進んだ瞬間、その影はまるで霧のように消えてしまった。不審に思い、周囲を見渡したが誰もいなかった。犬もひどく怯え、しばらく進むのを拒んだ。あの影は一体何だったのか、今でも思い出すと背筋が冷たくなる。」


水辺散策隧道の心霊考察

この場所は、単なるトンネルではない。近隣に墓地や供養塔があるだけでなく、川では水死体の噂があり、周辺では不自然な死がいくつも重なっている。

これらが渦を巻くように負のエネルギーを集め、霊を引き寄せているのではないだろうか。

夜、灯りがあるため一見安全そうに見えるこの隧道は、短い距離ながら生者と死者の境界が曖昧になる場所なのかもしれない。訪れる際は決して一人で近づかないほうが良い。

見てはいけないものが、そこには確かに存在しているのかもしれない。


水辺散策隧道の地図

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近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
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