横浜外国人墓地

横浜市中区山手に位置する横浜外国人墓地は、1854年にペリー提督の要求により設立された歴史ある墓地である。異国の地で亡くなった多くの外国人が埋葬されており、日中は観光スポットとして賑わう一方、夜には数々の心霊現象が報告される心霊スポットでもある。今回は、横浜外国人墓地にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

横浜外国人墓地とは?

横浜外国人墓地にある像

横浜外国人墓地の歴史は、嘉永7年(1854年)にアメリカのフリゲート艦「ミシシッピ」から転落して亡くなった水兵ロバート・ウィリアムズが、ペリー提督の希望によりこの地に埋葬されたことから始まる。

その後も外国人の死者が出るたびに埋葬され、文久元年(1861年)には外国人専用の墓地として正式に定められた。

この墓地には、40ヵ国、5000人以上の外国人が埋葬されており、彼らの中には日本の開国に貢献した著名な人物も含まれている。

キリスト教形式の墓石が並ぶこの場所は、日中は一般公開されており、多くの観光客が訪れる。

しかし、夜になるとその雰囲気は一変し、心霊スポットとしても恐れられている​。

横浜外国人墓地の心霊現象

横浜外国人墓地では、以下のような心霊現象が報告されている。

  • 黒人の母子の霊
  • 異なる人種の霊の出現
  • 墓地の中を彷徨う霊魂
  • 突然の物音や霊的な気配

これらの心霊現象は、主に夜間や曇りの日に多く報告され、訪れる者に強い恐怖を与えている。

黒人の母子の霊

横浜外国人墓地で最も有名な心霊現象のひとつが、黒人の母子の霊の目撃である。

彼らは特に夜間に姿を現し、時には訪れる者に接触してくることもあるという。

母親は子供の手を引いており、まるで迷子のように墓地の中を歩き回っている姿が目撃されている。

訪問者は彼らの姿に悲しみを感じることが多く、その霊たちの背景に何があったのかを知る者はいない。

異なる人種の霊の出現

横浜外国人墓地では、様々な人種の霊が目撃されている。

白人やアジア系、アフリカ系など、多種多様な霊が墓地の中を歩き回っており、その多くは無表情であるが、時折訪問者に微笑みかけることもあるという。

彼らの存在感は非常に強く、目が合った瞬間、身体が動かなくなるという体験談もある。

墓地の中を彷徨う霊魂

夜の墓地を歩いていると、誰もいないはずの場所から足音や誰かが歩いている気配を感じることがある。

特に霧のかかった夜や月が薄暗い夜に、この現象は頻繁に起こる。

ある訪問者は、背後から誰かがついてくるような気配を感じ、恐怖のあまりその場から走って逃げ出したと証言している。

突然の物音や霊的な気配

横浜外国人墓地の内部では、突然の物音や霊的な気配を感じることがある。

特に墓石の間から低い唸り声が聞こえたり、急に冷たい風が吹いたりすることが報告されている。

これらの現象は、訪問者が霊的な存在に対して無礼な行為を行った場合に起こりやすいとされ、注意が必要である。

横浜外国人墓地の心霊体験談

ある訪問者は、深夜に横浜外国人墓地を訪れた際、白いドレスを着た女性が突然目の前に現れた。

彼女は微笑みながら彼を見つめ、次の瞬間、ふわりと消え去ったという。

また別の訪問者は、墓地の中を歩いていると黒人の大柄な男性が目の前に立ち塞がり、突然耳元で低い声で「助けて」と囁かれたと語っている。

彼は恐怖のあまりその場を走り去ったが、その後もその声が耳に残り続け、数日間眠れなかったという。

横浜外国人墓地の心霊考察

横浜外国人墓地で報告される心霊現象は、ここに埋葬された異国の地で命を落とした霊たちの無念や、家族の元へ帰れなかった悲しみが原因と考えられる。

彼らは未だに異国の地に取り残され、自らの存在を知らせるためにこの地に留まり続けているのかもしれない。

墓地を訪れる際は、軽い気持ちでの訪問は避け、霊たちの安らぎを祈る心を持つべきである。

横浜外国人墓地の地図

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。