鍾乳苑

東京都西多摩郡奥多摩町に佇む廃墟の旅館、鍾乳苑。この場所は昭和の風情を残しつつも、心霊現象が頻発する恐怖のスポットとして知られている。今回は、鍾乳苑のウワサの心霊話を紹介する。

鍾乳苑とは?

鍾乳苑(しょうにゅうえん)は、東京都西多摩郡奥多摩町に位置する廃墟となった旅館である。

この旅館は日原街道の神庭沢バス停近く、道路から川を見下ろす場所に建っている。

歴史と構造

鍾乳苑は、斜面に張り付くように建てられた平屋部分と3階建て部分から成る小規模な施設である。

1987年には営業していたことが確認されており、1992年のカレンダーが残されていることから、1990年代初頭まで営業していたと推測される。

2000年代初頭には廃墟として言及されている。

敷地内には、沢から引いた水が流れていた階段状の池があり、上に渡された橋から魚に餌をやることができる仕組みであった。

ウワサと現状

鍾乳苑はその立地の不自然さや奇妙なオブジェが設置されていることから、「宗教関係の施設だった」ともウワサされているが、建物自体に宗教的な要素は見られない。

また、「浮浪者が居住している」というウワサもあった。

窓ガラスや壁面が損壊し、かなり朽ちた状態であったが、現存していた。

心霊番組「世界の怖い夜 2016」(TBS)のロケが行われ、出川哲朗と朝比奈彩が訪れたこともある。

近年は重機が入り、一部解体作業が行われた。

建物は現存しており、切り倒された木が建物に倒れかかっているが、周辺で作業が続けられている。

道路沿いには石灯籠が残っている。

鍾乳苑の心霊現象

鍾乳苑の心霊現象は、

  • 鍾乳苑でのポルターガイスト現象
  • 自殺者の霊がさまよう
  • 女の幽霊を見た者が呪われる
  • 二階の一番奥の右側の部屋での怪奇現象が多発

である。東京都西多摩には、元旅館で今や心霊廃墟として名高い恐怖のスポットが存在する。

その名は鍾乳苑。

元は宿泊施設だったとされるが、その場所には今も謎めいたオブジェが点在し、訪れる者を不気味に迎える。

見た目は昭和の風情が漂う和風の民家風だが、「警視庁 立入禁止」と書かれた黄色いテープがその異様さを際立たせている。

建物内には布団や食器がそのまま残され、まるで時間が止まったかのようだ。

閉業時に管理者は片付けを放棄したのだろうか? 

それとも何か恐ろしい力がこの場所を支配しているのだろうか?

廃墟マニアの間では広く知られるこの鍾乳苑は、二階か三階で首吊り自殺者の遺体が発見されて以来、心霊スポットとして急速にその名を轟かせた。

自殺者の霊が今もさまよい続け、訪れる者に恐怖を植え付けるというウワサが絶えない。

特に「自殺者」の怨念が生み出すポルターガイスト現象が頻発すると言われ、その恐怖は計り知れない。

中でも、二階の一番奥の右側の部屋は、事件現場として名高い。

ここでは数々の怪奇現象が報告されており、まさに恐怖の震源地と言えるだろう。

その部屋に足を踏み入れると、女の霊が現れ、その姿を見た者は呪われるという恐ろしいウワサが広まっている。

この幽霊の目撃談は多く、彼女の冷たい視線が一度絡むと、逃れることはできないと言われている。

鍾乳苑——その名を耳にしただけで背筋が凍るこの場所は、今もなお、都市伝説やオカルト好きの間で語り継がれている。

勇気を試すつもりで足を踏み入れた者は、その決意を後悔するかもしれない。

恐怖の鍾乳苑、その真実は未だ闇の中だ。

鍾乳苑の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。