東京都台東区に位置する新御徒町駅は、都営地下鉄大江戸線とつくばエクスプレス線が交差する駅で、1日平均約5.7万人が利用する交通の要所である。しかし、この駅には恐ろしい心霊現象が絡むウワサが絶えず、特に「新御徒町駅の幽霊騒動」として知られる奇妙な事件が大きな話題となっている。今回は、新御徒町駅にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

新御徒町駅とは？

新御徒町駅は、2000年に開業した比較的新しい駅で、東京都台東区元浅草に位置している。

この駅は地下に位置しており、暗いトンネルや閉鎖的なホームの雰囲気が、不安を抱かせる要因となっている。

この駅で起きた心霊現象や奇妙な出来事は、駅の利用者や駅員に深い影響を与えており、特に2016年に発生した「新御徒町駅の幽霊騒動」はその一例である。

新御徒町駅の心霊現象

新御徒町駅で報告されている心霊現象は、以下の通りである。

• ホームに立つ少女の幽霊
• 線路内で目撃される男性の「人影」
• 不可解な声や足音

これらの現象は、特に深夜や早朝に集中して発生し、駅の利用者や駅員を恐怖に陥れている。

ホームに立つ少女の幽霊

新御徒町駅で最も有名な心霊現象の一つが、ホームに立つ少女の幽霊である。

彼女はホームの端に静かに立っている姿がたびたび目撃され、列車が接近すると突然姿を消す。

この幽霊は、駅員や乗客によって何度も報告されており、そのリアルさが恐怖を増幅させている。

線路内で目撃される男性の「人影」

2016年9月1日、朝のラッシュ時に発生した事件は、「新御徒町駅の幽霊騒動」として広く知られている。

この日、午前7時5分、新御徒町駅の一つ手前である蔵前駅方面から接近する電車の運転士が、線路内に男性の「人影」を目撃し、非常ブレーキをかけた。

この「人影」は線路とホームの間にあり、接触事故には至らなかったが、その後の捜索で人影の主は見つからなかった。

この出来事により、大江戸線は全線で約30分間運転を見合わせ、その後も安全確認のために徐行運転が続けられた。

この事件はSNSで「新御徒町駅の幽霊騒動」として瞬く間に拡散され、運転士の見間違いか、それとも幽霊かという議論が巻き起こった。

しかし、後に監視カメラの映像が確認され、そこにはホームから線路内に立ち入る男性の姿が映されていた。

男性は10代と推測されるが、その後の調査でも特定されておらず、この不可解な事件は駅利用者に深い恐怖を与えた​。

不可解な声や足音

夜中になると、駅のホームやトンネル内で、誰もいないはずの場所から不可解な声や足音が聞こえるという報告も多い。

これらの音は、まるで誰かが近づいてくるかのように響き渡り、利用者を不安にさせる。

新御徒町駅の心霊体験談

新御徒町駅を利用した人々からは、これらの心霊現象を体験したという証言が相次いで寄せられている。

深夜にホームで幽霊を目撃した乗客が、恐怖のあまり駅員に報告したが、その時にはすでに幽霊は消えていたという話や、早朝の電車内で不可解な人影を見た後、体調を崩したという体験談もある。

また、線路内で見た「人影」が消える瞬間を目撃した運転士の証言も、この駅にまつわる恐怖を一層強調している。

新御徒町駅の心霊考察

新御徒町駅で起こる心霊現象は、この場所の歴史的背景や、過去にこの場所で起きた不慮の事故や事件に深く関係している可能性が高い。

この駅を訪れる際には、その不気味な雰囲気に圧倒されないよう、十分な注意が必要である。

以上、新御徒町駅にまつわるウワサの心霊話を紹介したが、未だ解明されていない謎も多く残っている。

新御徒町駅の地図