福岡県飯塚市にある「伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)」は、かつてラドン温泉を備えた露天風呂付きのラブホテルとして運営されていた。しかし、廃業後は廃墟となり、現在では心霊スポットとして注目されている。今回は、伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)のウワサの心霊話を紹介する。
伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)とは?
伊川光温泉は、福岡県飯塚市伊川に位置していた大型ラブホテルである。
1970年代に開業し、1階がガレージ、2階が客室というワンガレージ・ワンルーム形式が特徴的な施設であった。
各部屋に備えられたラドン温泉のかけ流し露天風呂や個室岩風呂が売りで、訪れる人々に癒しの時間を提供していた。
しかし、2019年から2020年頃に廃業。現在は廃墟となり、心霊スポットとして知られるようになった。
特に肝試し目的で訪れる若者が多く、2021年には無断侵入した中学生9人が補導されるという事件も発生している。
現在、建物は経年劣化が進み、ゲート部分には錆が浮き、封鎖が施されている。
近隣には管理者が住んでいるため、無断侵入は法律に抵触する行為となる。
興味本位で訪れることは控えるべきである。
伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)の心霊現象
伊川光温泉で囁かれる心霊現象は以下の通りである。
- 誰もいない部屋から聞こえる話し声
- 無人の場所で物が動く現象
- 廊下や部屋での足音
- 突然の冷気や不気味な雰囲気
誰もいない部屋から聞こえる話し声
肝試しで訪れた者の中には、誰もいないはずの部屋から複数人の話し声が聞こえたという証言が多い。
声は低く、内容ははっきりと聞き取れないが、まるで何者かが会話をしているかのようだったとされる。
無人の場所で物が動く現象
建物内で探索をしている最中、物が突然動くという体験が報告されている。
例として、廊下に置かれていたゴミ箱が勝手に転倒したり、客室内で椅子がずれる音が聞こえたりするという。
廊下や部屋での足音
人気のない建物内で足音を聞いたという体験も多い。
特に夜間に訪れた者は、2階の廊下から何者かが歩く音を感じ、恐怖に駆られたという。
突然の冷気や不気味な雰囲気
夏場でも廃墟内に入ると異常な冷気を感じることがあるという。
また、建物全体が重苦しい雰囲気に包まれており、訪れた者の中には「入った瞬間から胸が締め付けられるような不安感を覚えた」という人もいる。
伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)の心霊体験談
体験談1:部屋からの話し声
「夜中に友人たちと訪れた際、廃墟の2階に上がった瞬間、どこからか話し声が聞こえました。部屋を確認しましたが、誰もいない。声はそのまま続いていて、私たちは恐怖で一目散に逃げました。」
体験談2:勝手に動く物
「建物内を探索中、足元に転がっていたペットボトルが突然動きました。その後、振り返ったときに背後から気配を感じましたが、誰もいませんでした。あの場所には二度と行きたくありません。」
体験談3:冷気と異様な雰囲気
「昼間に訪れましたが、建物内は異常に寒く、空気が重い感じがしました。奥の部屋に入ると突然体が動かなくなり、全身が鳥肌で覆われました。その後、帰宅しても体調が悪く、数日間寝込むことになりました。」
伊川光温泉(伊川温泉ホテル光)の心霊考察
伊川光温泉にまつわる心霊現象は、廃墟特有の雰囲気や音の反響が原因の可能性も考えられる。
しかし、訪問者の多くが似たような体験を語っていることから、単なる心理的要因では説明できない面もある。
また、近隣で発生した無理心中事件がこの場所の怪異に影響を与えているのではないかとの推測もある。
歴史的な背景や事件との関連性は明らかではないが、廃墟という環境が訪問者の想像力を掻き立てているのは確かである。
伊川光温泉は現在廃墟となっており、建物の老朽化により非常に危険な状態である。
興味本位での訪問や無断侵入は法律違反であり、また自身の安全を脅かす行為でもある。
心霊現象の真偽を確かめたい場合でも、許可を得た上で行動することが求められる。
訪れる者には、場所への敬意と安全への配慮が欠かせない。
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