砥石山公園のウワサの心霊話

愛媛県砥部町にある砥石山公園は、かつてキャンプ場として利用されていたが、2019年に休憩所付近で焼身自殺が発生して以来、不気味な噂が広まっている。今回は、砥石山公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


砥石山公園とは?

砥石山公園の外観

砥石山公園(といしやまこうえん)は、かつて伊予砥(いよと)の産地として栄えた砥石山を整備した公園である。

砥石の採掘はすでに行われていないが、山の一角は広場や休憩所として整備され、地元の人々に利用されてきた。

以前はキャンプ場としても開放されていたが、現在は閉鎖されている。

その理由は明確には公表されていないが、2019年12月31日に休憩所付近で全身焼損した遺体が発見されるという衝撃的な事件が関係していると囁かれている。

この事件は報道でも大きく取り上げられ、周辺の木材や壁が焼け焦げた凄惨な現場の様子が伝えられた。

以来、この公園には奇妙な噂が絶えないのである。


砥石山公園の心霊現象

砥石山公園の心霊現象は、

  • 夜中に東屋の方から誰もいないはずの足音が聞こえる
  • 強い視線を感じ、誰かに見張られているような感覚に襲われる
  • 焼身自殺があった東屋周辺で特に異常が起こる

である。以下、これらの怪異について記述する。

報告されている怪異の中でも最も多いのが「足音」である。

夜中、キャンプをしていた人が駐車場や東屋の方角から「ザッザッザ」という厚底の靴を思わせる音を聞いたという。

不気味なのは、足音が聞こえても誰一人現れることがない点である。

キャンプ場は街灯がなく、漆黒の闇に包まれるため、誰かが歩いていればランタンの光で必ず確認できるはずである。

しかし、実際には人影はなく、音だけが確かに響き続けたという。

さらに証言者は、音と同時に「誰かに見られている」という強烈な視線を感じたと語る。

やがて恐怖は極限に達し、声を張り上げて音のする方へ向かったが、そこには暗闇だけが広がっていたという。

この足音の方向には、かつて焼身自殺があった東屋が存在していた。


砥石山公園の心霊体験談

2020年、ある男性がこの公園でソロキャンプをした際の体験が残されている。

夕暮れ時に設営を終え、夜の宴を楽しんでいたその男性は、午後8時頃に駐車場の奥から「ザッザッザ」という足音を聞いた。

当初は近隣の住民かと思ったが、誰もテントを張る様子はなく姿も確認できなかった。

さらに午後10時頃に再び同じ足音が響いた。

今度は恐怖が勝り、ランタンを持って足音の方へ向かったが、そこには誰もいなかった。

足音だけは確かに存在し、さらに何かが凝視してくるような視線が背後から突き刺さったという。

恐怖に震えながら一夜を過ごした後、後日友人に体験を話すと「そこは最近、人が焼死した場所だ」と告げられた。

男性が足音を聞いたのも、まさにその焼身自殺が起きた東屋の方向であった。


砥石山公園の心霊考察

砥石山公園の心霊現象は、2019年の焼身自殺事件と深く結びついていると考えられる。

強烈な死の痕跡が残された場所では、時として霊的な現象が繰り返されるとされている。

夜中に響く足音や、誰かに見張られる感覚は、その無念や苦しみの残滓が形を変えて現れたものであろう。

また、キャンプ場が突如閉鎖された背景にも、この事件とその後の怪異の報告が影を落としている可能性がある。

人知れず山中で命を絶った者の存在が、今もなお訪れる者を見つめ続けているのかもしれない。

砥石山公園は、単なる自然公園ではなく、過去の悲劇を背負い続ける“生きた心霊スポット”となってしまったのである。


砥石山公園の地図

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心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
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