能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)

かつて町田市の「能ヶ谷きつねくぼ緑地」には、「お化けマンション」として知られる不気味な廃墟が存在していた。このマンションは、未完成のまま数十年間放置され、その異様な姿から肝試しや心霊スポットとして有名になった。この場所に関しては、いくつもの不気味な噂や心霊現象が語られており、今回それらの心霊話を紹介する。

能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)とは?

お化けマンション跡地

お化けマンションは1967年に着工されたが、土地所有権を巡る裁判や建築基準法違反が発覚し、工事は中断されてしまった。

その結果、地上6階・地下1階という巨大な未完成のマンションがそのまま放置され、異様な外観と共に「お化けマンション」と呼ばれるようになった。

このマンションは解体されるまでに約25年間も放置されていたため、その間に心霊現象や怪奇現象の噂が広まり、多くの人が肝試しに訪れるようになった。

1991年にマンションは解体され、跡地は「能ヶ谷きつねくぼ緑地」として整備された。

しかし、現在もなお心霊現象が報告されており、過去の恐怖がこの場所に影を落とし続けている。

能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)の心霊現象

この場所では、以下の心霊現象が多く報告されている。

  • 白骨が出たとの噂

    噂では、マンション建設中に地下から大量の白骨が出土したという。かつてこの地が「姥捨て山」として使用されていたという話もあり、そうした背景からこの噂が広まったとされている。

  • 工事中の事故死者の霊

    建設中に発生した事故で命を落とした労働者の霊が出るという噂も根強い。特に、工事現場で死亡した人物がマンション周辺をさまよっている姿を見たという報告が多数寄せられている。

  • 女性の幽霊の目撃

    夜遅くに、女性の霊が公園内や周辺で目撃されることがある。彼女は無言で訪問者を見つめるとされ、特に夜間にその出現が多いという。

  • 異常な寒気と重圧感

    公園内を歩いていると、突然異常な寒気に襲われたり、身体が重く感じたりするという現象が報告されている。

「お化けマンション」時代から噂されていた白骨の出土や事故死した労働者の霊の出現は、未完成のまま放置された異様な建物とその不気味な雰囲気が原因で、恐怖心を煽った可能性が高い。

しかし、この場所で実際に目撃された青白い影や女性の霊の存在は、訪れた多くの人々に強烈な印象を残している。

ある訪問者は、夜間に公園内で急に背筋が凍りつくような寒気を感じ、さらに何かに見られているという強烈な不安感を覚えたと証言している。

解体された後も、この地には異様な空気が残っていると言われ、公園に整備された現在でも、夜になると奇怪な現象が続いているという。

能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)の心霊体験談

一部の訪問者は、公園内を夜に歩いている際、突如として寒気を感じたという。

また、奇数週の土曜日しか公園に入れなかった開園当初は、「何かを隠しているのではないか」「忌み地としての影響を受けているのではないか」といった憶測が飛び交っていた。

この場所は特に夜間の訪問は避けるべきだと、地元住民の間では今でも語られている。

また、1970年代にここで撮影された『仮面ライダー』や『ウルトラマン』の撮影時にも、奇妙な事故や負傷者が出たため、これをきっかけに「ショッカー戦闘員の霊が出る」といったジョーク交じりの噂も広まっている。

能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)の心霊考察

能ヶ谷きつねくぼ緑地にまつわる心霊現象は、その歴史的背景からも多くの噂が根付いている。

姥捨て山のような過去があったと言われていることから、土地自体に何かしらの霊的な影響が残っている可能性もある。

特に建設中の事故や白骨の出土という話は、この場所が忌み地としての性質を持っていたことを示唆している。

また、廃墟としての歴史が長く、多くの人が心霊現象を求めて訪れたことで、その場に人々の恐怖心が蓄積され、より怪異が現れる場となった可能性もある。

整備されて公園となった今でも、訪問者たちはその異様な雰囲気を感じ続けており、心霊現象が全く消えることはないようだ。

能ヶ谷きつねくぼ緑地(お化けマンション跡地)の地図

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。