青山池

青山池は愛知県美浜町にある野池で「青山池の怪」という古い伝説がある不思議な池である。今回は、青山池のウワサの心霊話を紹介する。

青山池とは?

青山池は、県道277号沿いにある野池で、バス釣りポイントとして有名であったようだが、近年は禁止となっているようだ。

昭和58年2月に改修(取水工 堤体補強)されており、道路に面しているためアクセス良好の場所である。

青山池というからには青いように思うが、どちらかというと緑色の池である。水門の奥あたりに車が数台停めれそうとのこと。

青山池の心霊現象

青山池の心霊現象は、

  • 女性の霊が現れる

である。女性の霊の目撃が多々あることの所以は、「青山池の怪」という昔から伝わる怖い話・伝説が関係しているという。

青山池の怪

むかし、奥田の百姓の勘三(かんぞう)とお文(ふみ)という女性が恋仲で愛し合っていた。

ところが、地主に勘三が呼び出されこう言われた。「となり村の旦那さんから、是非勘三を婿(むこ)にほしいとのことだ。どうだ、おまえにはまたとない機会だ。よく考えて返事をするように」

勘三は、悩み苦しみながらも「床屋の婿になれば、貧しい暮らしから抜け出せる、夢のような話だ」と考え、お文のことは諦める決心をした。

勘三は、その夜に青山池にお文を呼び出し、そこで別れの説得をしたが、突然の言葉を信じることが出来ず納得してもらえない。

そこで勘三はお文を邪魔に思い「ワシと一緒に死んでくれ」とウソを付くことにした。

お文は、別れるぐらいならば、死ぬ方がましと思ったのか「勘三のためならどこまでもついていく」と答え、2人で青山池に飛び込んだのである。

だが、心中する気が毛頭ない勘三はお文が死ぬのを見届けると、池から上り何食わぬ顔で村に帰り、となり村の娘と結婚をしたのだ。

お文は、信じていた勘三に裏切られた無念の思いは強く、怨念になったらしく、それから青山池あたりでは不思議な出来事が多々起こるようになったという。

タクシー運転手の話

雨の降る夜のこと、青山池あたりにタクシーが差し掛かったところ、若い女性が傘も差さずにずぶ濡れになって立っていたという。

哀れに思い車に乗せたのだが、しばらくすると女性の姿は消えており、後部座席の座っていたあたりが濡れていたという話である。

男の話

若い男の人が青山池に差し掛かると、若い女性が立っているのに出会った。

女性を見て全身に鳥肌が立ちゾッとして慌てて家に帰宅したのだが、三日三晩高熱に苦しんだという。

この話を聞いた友人が面白い話だということで、雨の降る夜に青山池に肝試しに出かることにした。

車を止めて女性の霊を待っていたのだが、一向に現れず諦めて帰ろうとした矢先、ルームミラーを見ると、そこに女性の顔が写っていた。

驚き、無我夢中で逃げ帰ったが途中でガードレールにぶつかる事故を起こし気を失っていたそうだ。

通りがかりの者に助けられたものの、同じように何日もの間寝込みうなされ苦しんだという。

その他の話

その他にも青山池で学生がバイクで走行中に池のふちで女性が髪を洗っているのを見たという話や、車を走らせていると女性が急に飛び込んできたという話など、数多く心霊体験がある場所である。

このあたりでは、特に交通事故が多いと云われているという。

男性が1人で青山池に行くと、池の中に引きづり込まれるなどのウワサもあるようだ。

青山池の場所・アクセス・地図

青山池の住所 〒470-3233 愛知県知多郡美浜町奥田青山池下
交通アクセス 豊田市から知多半島道路 経由55分程
最寄りのバス停 大地の丘(徒歩33分)県道52号 と 県道276号 経由
最寄り駅 野間駅(徒歩35分)県道277号 経由

青山池の地図(Googleマップ)

関連記事

この記事へのコメントはありません。


全国心霊スポット登録数


3,666

カテゴリー
最近の記事
  1. 朝日牧場のウワサの心霊話
  2. 有馬街道のウワサの心霊話
  3. 水野病院のウワサの心霊話
  4. 田中家のウワサの心霊話
  5. 犬飼邸(跡地)のウワサの心霊話
最近のコメント
【心霊考察 編集部】

 

心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
従来の記録的な紹介に加え、心霊が物語として共有され、恐怖として定着していく過程そのものを読み解く試みを続けている。

なお、当サイトには執筆時期の異なる記事が混在している。現在は順次リライトを進め、考察を前提とした構成・文体へと更新している段階である。

「心霊現象の考察」シリーズの目次はこちら

また、当サイトは心霊スポットの探索や肝試し、不法侵入を推奨するものではない。実在する場所を扱う以上、地域住民や関係者への配慮、法律および社会的マナーを厳守することを前提としている。

当サイトの情報の取り扱い方針や、引用・転載に関する考え方については、以下のページにて公式に案内している。

当サイトの内容および引用・転載について

編集協力・構成管理:狐憑きのたる