福井県坂井市三国町安島にある雄島は、越前海岸最大の島で自然と神聖なスポットが魅力。だが、反時計回りに島を回ることや引き返すなどの行為は禁忌とされており、心霊スポットとして有名だという。今回は、雄島のウワサの心霊話を紹介する。
雄島とは?
雄島は福井県坂井市三国町安島に位置する島で、越前海岸にある最も大きな島の一つ。
越前加賀海岸国定公園に含まれており、標高27メートルで周囲は約2キロある。
土地の人々は昔からこの島を神聖な場所として崇拝している。
雄島にはパワースポットとして知られる大湊神社があり、650年頃に創建された由緒ある古社。
また、板状節理の岩場やヤブニッケイの森など、自然の美しい景観も楽しむことができる。
雄島へのアクセスは、芦原温泉駅から京福バス東尋坊方面行きで安島下車し、徒歩10分で安島漁港に行き、そこから徒歩または自転車で雄島橋を渡ることができる。
地元福井の心霊スポット雄島の昼と夜の差 pic.twitter.com/5tFmY2QnHe
— R3D (@Troll_predator) January 12, 2022
雄島の心霊現象
雄島の心霊現象は、
- 反時計回りに島を回ると自殺者の霊にとり憑かれる
- 雄島橋を途中で引き返すと自殺者の魂を連れて帰る
- 一周せずに引き返すと自殺者の魂を連れて帰る
である。アンビリバボーでも紹介された心霊スポット。この場所では、潮の流れによって年々多くの遺体が漂着するらしい。
また、島にはいくつものタブーが存在する。
まず、島を反時計回りに周ることは絶対に避けなければならない。
周回する際は時計回りでしか回れないとされ、逆らう者は自殺者の霊にとり憑かれると云われている。
次に、雄島橋を途中で引き返すことも禁忌である。
橋には東尋坊から身を投げた者の骨がひっかかっており、引き返すとその魂を連れて帰ることになるという。
また、島を一周せずに帰る行為もタブーとされており、途中で引き返した者には反時計回り同様の不幸が訪れるらしい。
そして、雄島隧道の仏像と目を合わせることも避けるべきとの話も。
ある男性が目を合わせると、仏像の目が赤く光り、その後交通事故に遭い死亡したという話もある。
雄島は心霊スポットがいくつも存在し、近づかない方が無難だ。
福井の『雄島』に久々に行ってきた。心霊スポットで有名なとこ。近くに自殺の名所“東尋坊”があって、そこから流れつくって言われてる。島を一周出来るんだけど、噂では反時計回りで歩くと……
— 黒井🕷️ (@Kuroi1110) March 22, 2022
鳥居を潜ったら時計回りに絶景を楽しんでください☺️ pic.twitter.com/pBMbbcLpqF
闇に囚われた夜 雄島の恐怖体験
雄島の心霊現象についてのウワサは、島の住民たちの間でも古くから語り継がれていた。
その中でも特に有名なのが、島を反時計回りに周ることが許されないというルールだった。
ある晩、若者たちが肝試しのために雄島を訪れた。彼らは心霊現象に挑むことを楽しんでいたが、その夜は予想以上の出来事が待ち受けていたのである。
一行は夜の島を探索し、雄島橋を渡って反時計回りに島を周ることに決めた。
彼らは島を歩き回り、ウワサに聞いた心霊現象を確認しようとしていたが、その行動が彼らに災いをもたらすことを知る由もなかった。
突然、橋の向こうから不気味な影が現れた。
彼らは驚きながらも引き返すことを決意し、急いで橋を渡り始めた。
しかし、橋の中央で足を止める者がいた。彼が振り返り、橋の向こうを見た瞬間、周囲に不気味な静寂が広がる。
影は次第に近づき、その姿がはっきりと見えるようになると、自殺者の霊だということに気づく。
彼は青ざめた顔で彼らを睨みつけ、そのまま彼らの近くに迫ってきた。
一行は恐怖に囚われ、声も出せずに立ち尽くしていた。
彼らが気づくと、島全体が暗闇に包まれ、自分たちがどこにいるのかもわからなくなっていた。
彼らがその場を脱出し、雄島から無事に帰還した後も、その恐怖の記憶は彼らの心に残り続けた。
彼らは再び雄島に足を踏み入れることはなかったが、その夜の出来事は彼らの心に刻まれることとなったのである。
雄島の場所・アクセス・地図
雄島の住所 | 日本、〒913-0064 福井県坂井市三国町安島 |
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交通アクセス | 福井市から国道416号 経由で47分 |
最寄りのバス停 | 雄島(徒歩4分) |
最寄り駅 | 三国港駅(徒歩59分)県道7号 経由 |
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