埼玉県桶川市に位置する「第二町谷踏切」は、古くから人身事故が多発する心霊スポットとして知られている。過去には幼い兄妹が事故で亡くなったとされ、それ以降、黒い影や「霊団」と呼ばれる奇怪な現象が頻繁に目撃されている。特に夜間に訪れると霊的な現象が起こりやすく、体調不良や強い恐怖感を感じることが多いとされる。今回は、第二町谷踏切のウワサの心霊話を紹介する。
第二町谷踏切とは?
第二町谷踏切は、JR高崎線の北上尾駅と桶川駅の間に位置する小さな歩行者専用の踏切である。
この踏切は、地元の人々の間で「心霊スポット」として知られており、特に夜間に訪れると奇妙な体験をするという報告が多い。
この踏切は、昭和時代から多くの人身事故が発生しており、過去には幼い兄妹が踏切で遊んでいたところを列車に轢かれて亡くなったという痛ましい事件もあったという。
この事故以来、地元では「危険な踏切」として忌避されるようになり、心霊スポットとしても語り継がれるようになった。
第二町谷踏切の心霊現象
第二町谷踏切の心霊現象は、
- 4~5人の黒い人影がうごめく「霊団」の目撃談
- 踏切の中央で金縛りに遭い、そのまま動けなくなるという体験
- 夜中に踏切付近で意味不明な声が聞こえる
- 霊の存在を感じた後に体調不良や高熱に襲われる
などである。これらの現象は、現場を訪れた多くの人々から報告されており、その多くが不思議な体験をしている。
特に有名なのは「霊団」と呼ばれる心霊現象である。
ある怪談家が若い頃、夜中にこの踏切を通った際、踏切の真ん中で4~5体の黒い人影が集団で奇妙にうごめいているのを目撃したという。
人影は、中空を掻きむしるような動きを繰り返し、まるでコサックダンスを踊るように足をばたつかせながら暴れ回っていたが、その集団はビッタリとくっついて一体化しており、まるでひとつの塊のように見えたという。
しばらくその場に立ち尽くしていると、やがてその黒い影は霧のように薄くなり、静かに消えていった。
しかし、その体験後、怪談家は強烈な高熱に襲われ、4日間寝込むことになったという。
このような「霊団」の目撃談は他にも報告されており、霊感が強い人々が踏切を訪れると、強い恐怖感や頭痛に襲われることがあるとされる。
第二町谷踏切の心霊体験談
地元の人々の間でも、第二町谷踏切での心霊体験が数多く語られている。
ある女性は、夜中に踏切を渡っていた際、突然耳元で「帰れ」という低い声を聞いたという。
また、別の男性は踏切で写真を撮影しようとした瞬間、カメラが急に作動しなくなり、その場から一刻も早く立ち去りたくなったと語っている。
さらに、他の訪問者は、踏切を渡る際に突然身体が動かなくなり、強い恐怖感に包まれてその場を動けなくなってしまったという。
これらの体験談は、この踏切が単なる交通事故の多発地帯ではなく、何らかの霊的な影響を持つ場所であることを示唆している。
第二町谷踏切の心霊考察
第二町谷踏切がこれほど多くの心霊現象に包まれている理由は、いくつかの要因が考えられる。
まず、この踏切は過去に多くの人身事故が発生しており、犠牲者たちの霊が未だにこの地に留まっている可能性がある。
特に、事故で亡くなった兄妹の霊が、踏切付近で黒い霊団となって目撃されるという話もあり、その影響が続いているのかもしれない。
また、この踏切の立地にも問題がある。
踏切を挟んで向かい合うように小さな墓地があり、霊的なエネルギーが集まりやすい場所であるとも考えられる。
さらに、踏切の脇には諏訪雷電神社があり、この神社の存在も霊的な要因として影響を与えている可能性がある。
これからこの踏切を訪れる際には、霊的な影響を受けないよう十分に注意してほしい。
特に夜間の訪問は避け、万が一体調不良や異変を感じた場合はすぐにその場を離れるよう心がけてほしい。
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