源太郎踏切｜ウワサの心霊話

埼玉県さいたま市の源太郎踏切は、地元で「魔の踏切」として知られ、過去に多くの悲劇が起きた場所として有名である。飛び込み自殺が続発したことで、心霊スポットとしての評判が広がり、さまざまな恐ろしい噂が囁かれている。今回は、源太郎踏切のウワサの心霊話を紹介する。

源太郎踏切とは？

源太郎踏切は、宇都宮線の沿線にあり、大宮駅と土呂駅の間に位置している。

長年にわたり多くの事故や自殺が発生しており、特に高齢者がこの踏切で命を落とすケースが続いている。

地域の人々の間では「自殺の名所」として恐れられており、踏切名の由来は「源太郎山」という古い地名に由来する。

踏切の歴史を振り返ると、この場所はかつて古道の一部であり、交通の要所だったが、近年は悲劇的な出来事が相次ぎ、心霊スポットとしての評判を強めている。

源太郎踏切で報告されている心霊現象は、以下の通りである。

これらの現象は特に夜間や雨の日に集中しており、霊感の強い人々が訪れると異常な寒気や背後に何者かの気配を感じることが多いという。

最も有名な現象は、老人の霊が「ない～、ない～」と言いながら自身の肉片を集める姿である。

この霊は、事故でバラバラになった遺体の一部、特に上あごが見つからなかったため、自分の身体の欠片を探して彷徨っているという。

彼が踏切に現れると、突然冷たい風が吹き、周囲の空気が重く感じられる。

また、子供の霊が「痛いよ～」という声を発するという報告も多い。

実際にこの霊は目撃されることは少ないが、その声だけが夜の踏切で響くことがある。

声が聞こえる瞬間に、急に心拍数が上がるなど、恐怖を感じた訪問者が多い。

踏切を渡る際に、誰もいないはずの背中を何かに押されたように感じることがあり、この現象は多くの訪問者によって報告されている。

これが、過去の自殺者たちが新たな犠牲者を引き込もうとしていると考えられている。

夜中、霧がかかった日に踏切を通過する際、複数の人影が並んで立っているのが見えることがあるという報告もある。

これらの人影はまるで踏切を渡ろうとしているように見えるが、次の瞬間には消えてしまう。

ある訪問者が夜間に源太郎踏切を渡った際、突然「痛いよ～」という声を聞き、背中を強く押される感覚に襲われたという。

驚いて振り返ったが、周囲には誰もおらず、その場を急いで立ち去ったという。

また、別の体験者は、老人の霊が線路の端で何かを探している姿を目撃し、恐怖でその場に立ちすくんでしまったという。

源太郎踏切にまつわる心霊現象は、この場所で発生した数々の自殺や事故に起因していると考えられる。

特に自殺者の霊が新たな犠牲者を引き寄せるという噂は、長年にわたって語り継がれてきたものであり、この場所には霊的なエネルギーが集中しているとされる。

また、霊感が強い人々が訪れると、特に強い霊的影響を受けやすいとも言われている。

この踏切を訪れる際には、深い敬意と慎重さが求められる。