神奈川県横浜市に位置する「HOTELアラン・ド港北」は、廃墟化した後も取り壊されず、長年にわたり放置され続けている謎多きラブホテルである。遠目には比較的新しい建物に見えるが、近づくと壁の損傷や落書きが目立ち、廃墟特有の不気味な雰囲気が漂っている。この場所で発生する数々の心霊現象が噂され、訪れる者に恐怖を与えている。今回は、HOTELアラン・ド港北のウワサの心霊話を紹介する。
HOTELアラン・ド港北とは?
HOTELアラン・ド港北は、1984年11月に開業し、2016年5月頃に営業を終了したとされるラブホテルである。
港北ICに近い利便性の高い場所に位置していたため、営業当時はそれなりに賑わっていたが、経営不振により閉業し、廃墟となった。
2019年には「大改装 近日OPEN」の看板が掲げられていたが、実際には営業が再開されることはなく、そのまま廃墟化していった。
廃墟となった現在、土地開発や工事の障害となるはずの建物がなぜか取り壊されることなく残っており、その異様な存在感が、怪奇現象の噂をさらに広げている。
ホテル内外には破壊された壁や落書きが増え、荒れ果てた姿を見せているが、内部には未だに手をつけていない不気味な部屋も存在する。
HOTELアラン・ド港北の心霊現象
HOTELアラン・ド港北で報告されている心霊現象は、以下の通りである。
- 3階の窓に青白い女性の霊が立っている
- 207号室の洗面器に血の塊が入ったビニール袋が放置されている
- 急に温度が下がり、冷気が漂う
- 壁の落書きが動くように見える
これらの現象が特に夜間に多く報告されており、訪れる者に不安と恐怖を植え付けている。
3階の窓に青白い女性の霊が立っている
最も恐ろしい現象の一つが、3階の窓に青白い女性の霊が立っているという目撃情報である。
この霊は、廃墟の夜にふと現れ、窓の外を見つめている姿が何度も目撃されている。
彼女はホテルが廃業する前にこの場所で命を絶った女性の霊ではないかと噂されており、彼女の存在がホテルに深い怨念を残しているとも言われている。
207号室の洗面器に血の塊が入ったビニール袋が放置されている
訪問者が特に恐れる場所の一つが、207号室である。
この部屋の洗面器には、血のような塊が入ったビニール袋が置かれていると報告されており、誰が、いつ、なぜその袋をそこに置いたのかは不明である。
ホテルが閉業した後も、この袋が時折新たに置かれているという怪奇な噂が広がっている。
急に温度が下がり、冷気が漂う
ホテル内に入ると、突然温度が急激に下がり、冷たい風が吹くことがよく報告されている。
特に夜間、この冷気はさらに強くなり、廃墟に足を踏み入れた者たちは霊的な存在が周囲に漂っている感覚を味わうことになる。
この異常な温度変化は、ホテルに残る霊の影響であると考えられている。
壁の落書きが動くように見える
ホテルの内部には多くの落書きが残されているが、一部の訪問者は、これらの落書きが動いているように見えたと報告している。
まるで描かれた文字や絵がじわじわと動き出し、生きているかのように動く様子は、現実と非現実の境界を曖昧にする恐ろしい体験を引き起こしている。
HOTELアラン・ド港北の心霊体験談
あるグループが夜中にHOTELアラン・ド港北を訪れた際、廃墟の3階を探索していたところ、突然窓の外に青白い女性の霊が立っているのを目撃した。
彼らは恐怖に震え、急いでその場を立ち去ったという。また、207号室で奇妙なビニール袋を見つけた別の訪問者は、その後数日間悪夢に悩まされ、二度とこの場所を訪れることはないと語っている。
HOTELアラン・ド港北の心霊考察
HOTELアラン・ド港北での心霊現象は、このホテルが閉業後も多くの未解決な謎や怨念を残していることに起因していると考えられる。
特に、青白い女性の霊や血の入ったビニール袋の存在が示すように、何らかの悲劇がこの場所で起きた可能性が高い。
さらに、建物が工事や土地開発の障害となるにもかかわらず取り壊されていない事実も、この場所が異常なエネルギーを持つことを示唆している。
この場所を軽い気持ちで訪れるのは非常に危険であり、何らかの霊的な影響を受ける可能性が高いだろう。
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