香川県高松市屋島東町にそびえ立つ廃墟ホテル『ホテル甚五郎』は、かつて1960年に創業し栄華を誇ったものの、時の流れとともに客足が遠のき、2002年に倒産、今では不気味な廃墟として語られる場所である。今回は、ホテル甚五郎にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
ホテル甚五郎とは?

ホテル甚五郎は、香川県高松市屋島東町に位置する廃墟ホテルである。
1960年に開業し、当時は観光地として華々しい繁栄を誇ったが、時の流れと共に客足が遠のき、2002年に倒産、廃墟化した。
屋島ドライブウェイを通ると、その荒廃した外観が一目で認められる。
かつての栄光の面影を微かに残す一方、エントランス付近の荒れ果てた風景は、訪れる者に不安と恐怖を抱かせるものである。
なお、ホームレスが住み着いたという噂も囁かれている。
ホテル甚五郎の心霊現象
ホテル甚五郎の心霊現象は、
- 誰もいないのに人の気配を感じる
- 正体不明の人影を確認する
- 上半身だけの霊が這いずり回る
であるい。以下、これらの怪異について記述する。
誰もいないのに人の気配を感じる
廃墟となった館内では、静寂の中に突如として人の存在を感じるという証言が多数ある。
空間は冷気に満たされ、誰もいないはずの場所に、まるで誰かの視線が迫るかのような異様な気配が漂う。
正体不明の人影を確認する
暗闇に包まれた廊下や朽ち果てた客室において、はっきりとした姿を欠く人影が突如として現れるとの報告が相次ぐ。
その姿はあいまいながらも、確かにそこに存在し、訪問者に背筋の凍る恐怖をもたらす。
上半身だけの霊が這いずり回る
最も恐ろしい現象として、上半身のみで這いずり回る霊の出現が挙げられる。
探索者の証言によれば、突如として姿を現したその霊は、無表情な顔でこちらを見据え、異様な動作で追いかけ回すとのこと。
廃墟の冷たい空気の中、逃れがたい恐怖を感じさせる。
ホテル甚五郎の心霊体験談
実際にホテル甚五郎を探索した者によると、薄暗い廊下で突然背後から迫る冷たい気配を感じ、振り返った瞬間、上半身だけの霊が這いずり寄ってくるのを目撃したとの証言がある。
また、誰もいないはずの客室内に、正体不明の人影が佇んでいたとする報告も寄せられており、これらの体験談は現地に流れる不気味な空気を如実に物語っている。
ホテル甚五郎の心霊考察
これらの心霊現象は、ホテル甚五郎に刻まれた過去の因縁と、倒産後の荒廃した環境が相まって生じたものと考えられる。
建物内に貼り付けられたお札の存在は、かつての怨念の鎮魂または封印の試みであった可能性が高い。
さらに、屋島という歴史ある土地が持つ深い因縁が、これらの怪異を一層増幅させたと推察される。
いずれにせよ、ホテル甚五郎はただの廃墟ではなく、忌まわしい歴史と絶え間ない恐怖を内包する場所である。
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