千葉県木更津市にかつて存在した「ホテルみほし館」は、廃墟となってから多くの心霊現象が報告されるようになった。特に日本人形のすすり泣きや神棚を撮影した際に映るオーブ、さらに非通知電話がかかってくるといった現象が頻発していたという。今回は、ホテルみほし館のウワサの心霊話を紹介する。
ホテルみほし館とは?
ホテルみほし館は、1970年代に開業した大型施設で、いけす料理店「いけす料理みほし」、カフェバー、宴会場、結婚式場が一体となっていた。
木更津駅からも近く、当時は宿泊施設としても人気があった。
1階には生きた魚が泳ぐいけすがあり、新鮮な魚料理を提供することでも知られていた。
1999年まで電話帳に記載されていたが、2005年頃には完全に閉業し、次第に廃墟となっていった。
2012年頃には完全に放置され、建物は錆びつき、外壁に絡まる蔦とともに荒廃した姿が特徴的だった。
現在は解体されているが、その前は心霊スポットとして多くの訪問者を引きつけていた。
ホテルみほし館の心霊現象
ホテルみほし館で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 日本人形がすすり泣く音が聞こえる
- 神棚を撮影した写真にオーブが映る
- 写真撮影後に非通知の電話がかかってくる
- 不気味な声や足音が響く
これらの現象は、建物の内部を訪れた者たちが共通して体験している。
特に神棚に関わる現象や、日本人形にまつわる怪奇現象が多く報告されている。
最もよく知られる心霊現象は、いけす料理店のあるフロアで起きる日本人形のすすり泣きである。
廃墟となった今でも、この日本人形がまるで命を持ったかのように泣いているという。
また、神棚を撮影すると、オーブが多数映り込むことも多く報告されている。
さらに、ホテル内部を撮影した後、訪問者の携帯電話に非通知で繰り返し電話がかかってくるという奇妙な現象もよくある。
これらの現象が続くため、廃墟探索者たちは慎重にこの場所を訪れている。
内部は浸水している箇所があり、机や椅子が散乱しているため、入ること自体が危険だが、それ以上に心霊的な恐怖が訪問者を待ち受けている。
ホテルみほし館の心霊体験談
ある体験者は、ホテルみほし館を訪れた際、建物内で誰かが泣いているような音を聞いたという。
また、別の体験者は、日本人形の近くで写真を撮影した後、携帯電話に何度も非通知の電話がかかってきたため、恐怖でその場を後にしたと語っている。
ホテルみほし館の心霊考察
ホテルみほし館で報告されている心霊現象は、この場所の過去と深く関わっていると考えられる。
かつて多くの人々が集まった場所であるが、その繁栄が失われ、廃墟となった今、その場所には何かしらの霊的な存在が残っているのかもしれない。
特に、日本人形や神棚に関連する怪異現象が多発していることから、強い霊的エネルギーが今もこの場所に宿っているとされている。
ホテルみほし館はすでに解体されているが、訪問者たちがこの場所で体験した恐怖の記憶は今も多くの人々に語り継がれている。
訪れる際には十分な注意が必要である。
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