粟津温泉の高台にそびえたつかつての坂田屋、しかし、その歴史も長くは続かず、閉鎖され、今は荒れ果てた姿を晒している。詳細不明だが、心霊現象にまつわる不思議なウワサがあるという。今回は、坂田屋のウワサの心霊話を紹介する。
坂田屋とは?
石川県小松市に位置する粟津温泉の高台にかつて存在した巨大な温泉旅館、坂田屋。
昭和59年(1984年)に開業したが、最上階以外の建物は1963年から1975年にかけて建設され、それ以前にも同じ場所に施設があったと考えられている。
この豪華な施設は、プールや大浴場、そして広大な宴会場を備え、温泉だけでなく新鮮なお魚料理でも人気を集めていた。
建物は5階建てで、1階にはフロントやロビー、ゲームコーナーや売店、シアタークラブやラウンジもあった。
2階には浴室や宴会場、地元料理のレストランがあり、3階から5階が客室となっていたらしい。
だが、平成14年(2002年)ごろに閉鎖され、現在は壁面の汚れや藤などの植物が生い茂り、一部ではタイル落下を防ぐためのネットも張られているらしい。
敷地内は草木が生い茂り、駐車場は一部が利用されているようだ。
この温泉地には坂田屋だけでなく、他にも閉業した旅館が見られる。
坂田屋で心霊写真取れてしまった。
— ととろ (@totoaritotoro) July 16, 2013
うわー。
まじかよ pic.twitter.com/j4OjJuZHVO
坂田屋の心霊現象
坂田屋の心霊現象は、
- 鏡に大量の手形がある
- ドアが勝手に閉まる
である。粟津温泉にある温泉旅館跡は、現在は駐車場として使われることが多いようだ。
この場所で起こる心霊現象については詳細は不明だが、YouTubeのあるチャンネルでは女湯の洗面台の鏡に大量の手形が写った映像が公開されているらしい。
また、令和元年(2019年)の夏には「怨霊が巣食う廃墟」というタイトルで廃墟を使ったお化け屋敷として利用されたこともある。
廃墟探索 坂田屋の怪奇なる心霊体験
田中さんと友人の5人は、廃墟となった坂田屋への訪問を決意した。
ネット上でのウワサや霊的な出来事を知りつつも、好奇心と冒険心が彼らを駆り立てた。
到着すると、かつての立派な建物は荒廃し、屋根は崩れかけ、周囲は草木に覆われていた。
彼らは車を駐車場に止め、勇気を振り絞って廃屋の中へ足を踏み入れた。
不気味な廊下を歩き、探検を進めていくと、一室で異変が起こった。
部屋のドアは半開きで、誰も触れていないにもかかわらず、突如として轟音とともに閉まった。
「なんだこれは…自動じゃないよね?」友人が疑問を呈した。
田中さんは恐れを感じながらも、ドアの奇怪な動きに違和感を抱いた。
「これって…霊的な警告なのかな?」と彼はつぶやいた。
その後、彼らは心霊現象が頻発するこの場所から素早く逃げ出したのである。
坂田屋の場所・アクセス・地図
坂田屋の住所 | 日本、〒923-0327 石川県小松市戸津町ソ |
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交通アクセス | 金沢市から国道8号 経由で1時間5分 |
最寄りのバス停 | 粟津温泉(徒歩7分)県道156号 経由 |
最寄り駅 | 粟津駅(徒歩49分)県道11号 経由 |
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