北山稲荷神社は、平将門が最期を迎えたとされる古戦場跡であり、将門の霊が現れるなどの心霊現象が報告される心霊スポットである。今回は、北山稲荷神社のウワサの心霊話を紹介する。
北山稲荷神社とは?
北山稲荷神社は、北関東に位置し、稲荷信仰とともに平将門ゆかりの地としても知られる神社である。
伝承によれば、天慶3年(940年)2月14日、平将門は藤原秀郷や平貞盛の軍勢と激戦を繰り広げた際、矢が額に命中しここで最期を遂げたと伝えられる。
神社周辺には将門の足跡が残る古戦場跡が点在しており、1975年には源頼信が将門を供養するために建てた板碑も発見され、ここが「平将門終焉の地」とされる根拠の一つとされている。
北山稲荷神社は、かつては荒れ果て、草木が生い茂る静寂の中に佇んでいたが、現在は整備され訪れる者も増えている。
しかし、夜になるとその静けさと共に不気味な雰囲気が漂い、地元では「将門の祟り」の噂が絶えない心霊スポットとしても語り継がれている。
北山稲荷神社の心霊現象
北山稲荷神社の心霊現象は、
- 将門の霊が現れる
- 参道で人の気配がして足音が聞こえる
- 境内で謎のオーブが写り込む
- 見えない力で体が押される感覚に襲われる
である。北山稲荷神社では、将門の霊が目撃されることがあると語り継がれている。
特に夜間に訪れると、鳥居をくぐった途端、空気がひんやりと冷たくなり、目には見えない重圧が境内を包んでいるように感じられるという。
参道を歩いていると、誰もいないはずの場所から足音が近づいてきたり、人の気配が背後にまとわりつくような体験をする者も少なくない。
また、心霊写真を撮ろうとすると、どこからともなくオーブと呼ばれる光の玉が映り込むことが頻繁にあるとされている。
これらのオーブは、赤や白など様々な色を持ち、不規則に動くことが特徴だ。
写真を撮った人たちが後で見返してみると、そこには明らかに異常なものが写っていることがある。
さらに、霊的な力で押されるような感覚を訴える者も多い。
鳥居の近くや境内に入った瞬間に、見えない何かが肩や背中に触れるような感覚があり、急に寒気に襲われるといった体験をする人もいる。
中には、神社の参拝後に高熱を出すなど、体調を崩す人もいるという話が伝わっている。
北山稲荷神社の心霊体験談
ある男性が夜間に友人と神社を訪れた際、鳥居をくぐると途端に冷気が漂い、異常な雰囲気に包まれたという。
その後、参道で誰もいないのに足音が自分たちに追いかけてくるように聞こえ、慌てて振り返ったがそこには誰もおらず、彼らは恐怖のあまり一気に走り出したという。
また別の体験者は、写真を撮った際にオーブが大量に写り込み、家に帰ってからもそのオーブの姿が鮮明に思い出され、眠れぬ夜を過ごしたと話している。
北山稲荷神社の心霊考察
北山稲荷神社の心霊現象は、将門の霊的な力や土地に宿る怨念が関係しているのではないかと考えられている。
平将門は日本三大怨霊の一人として恐れられており、首塚をはじめ、将門ゆかりの地は様々な霊的影響を受けているとされている。
古くからの伝承が語るように、将門の最期の場所とされる北山稲荷神社では、強い霊的なエネルギーが宿っている可能性が高い。
また、源頼信によって供養碑が建てられたことからも、将門の霊を鎮めるための儀式が行われたと考えられ、その影響で霊がまだそこに残っているのかもしれない。
実際、訪問者の多くが不可解な体験をしており、これらの現象は単なる偶然とは言い難い。
また、霊的なエネルギーを敏感に感じ取る人々にとっては、この場所は異世界とつながっているような感覚を抱かせるとも言われている。
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