高野尾のため池(谷口池)

高野尾のため池(谷口池)は、三重県津市に位置する静かな池だが、夜になると不気味な心霊現象が報告されているという。今回は、高野尾のため池(谷口池)のウワサの心霊話を紹介する。

高野尾のため池(谷口池)とは?

高野尾のため池(谷口池)の堤高は、8.8m。堤頂長75m。貯水量60,700m3。

ちなみに池では釣りは禁止である。

ガードレールの側に手作りと思われる赤い鳥居が置かれており、立入禁止の看板が置かれている。

浸水区域に含まれる自治会は、里自治会である。

ため池の歴史

三重県津市高野尾町にある「高野尾のため池(谷口池)」の近くにある「大谷池」は、住宅団地のすぐ隣に位置し、県道10号線から約500メートル入った場所にある。

1831年に書かれた「伊勢詣の記」によると、当時この地域は一面のアカマツ林で覆われていたようだ。

その後、高野尾台地の谷の出口を堰き止めて大谷池が造られた。

これに続いて、六呂池、寺谷池、谷口池、奥池なども台地の谷ごとに南東方向に並んで造られ、この地域の新しい田んぼが開発されていった。

大谷池の改修記念の石碑には、昭和9年(1934年)に改修されたことが記されている。

高野尾のため池(谷口池)の心霊現象

高野尾のため池(谷口池)の心霊現象は、

  • 白い影がゆっくりと動いている
  • 何者かの視線を感じる
  • 複数の声が聞こえる

である。高野尾のため池(谷口池)は、三重県津市に位置する静かな池ですが、その静寂の裏には恐ろしい心霊現象が潜んでいるという。

地元では数々の怪異が報告されており、この場所は夜になると特に不気味な雰囲気に包まれるのだ。

池の周囲では、白い影がゆっくりと動いているのを目撃したという話が少なからずある。

その影は人間の形をしており、まるで誰かが池の周りを彷徨っているかのようである。

ある人は、その影が突然消えるのを見たと言い、また別の人は影が水面を歩いていたと証言している。

深夜にランニングをしていた人々の中には、誰かにじっと見られているような感覚に襲われたという話もある。

後ろを振り返っても誰もいないのに、その視線の圧迫感は消えない。

まるで見えない何者かが、ランナーの一挙手一投足を監視しているかのようである。

さらに、池の近くを歩いていると、どこからともなく謎の話し声が聞こえてくることがある。

それは一人の声ではなく、複数の声が混じり合い、囁くように耳元で響くのだ。

その声は何を話しているのかはっきりとは分からないが、不気味な雰囲気を一層際立たせている。

これらの心霊現象により、高野尾のため池は一部の者にとって恐怖のスポットとなっている。

日中はただの静かな池であっても、夜になるとその姿は一変し、得体の知れない恐怖が忍び寄るのだ。

この場所に近づくときは、覚悟を持って臨む必要があるかもしれない。

高野尾のため池 恐怖の白い影と謎の囁き声

三重県津市の静かな町に住む高校生、玲奈と彼女の友人たちは、夏の夜にちょっとした冒険心から高野尾のため池(谷口池)を訪れることにした。

地元では、ここで心霊現象が起きるという噂が絶えない。

玲奈たちは、その真相を確かめるために、ランタンと懐中電灯を持って出かけた。

池に到着した彼らは、まず池の周囲を歩き始めた。

静かな夜、風もほとんど吹かない中、池の水面は鏡のように穏やかだった。

玲奈は「本当にここで幽霊が出るの?」と半信半疑だったが、友人の健一は「まあ、せっかく来たんだし、ちょっと怖がらせてくれた方が楽しいじゃん」と笑いながら歩き続けた。

しばらくすると、玲奈の後ろを歩いていた友人の美咲が、「ねえ、何か白い影が見える」と声を潜めて言った。

全員が足を止めて池の方を見た。そこには確かに、白い影がゆっくりと動いていた。

それは人間の形をしており、まるで誰かが池の周りを彷徨っているかのようだった。

「なんだあれ…」健一は息を呑んだ。

その瞬間、その影が突然消えた。

全員が一瞬言葉を失い、ただ黙ってその場に立ち尽くした。

しかし、次の瞬間、再び影が現れ、今度は水面を歩いているように見えた。

「戻ろう、ここはやっぱりやばい」と健一が言い始めたその時、玲奈は急に強烈な視線を感じた。

「誰かに見られてる…」彼女は背筋が凍る思いで振り返ったが、誰もいない。

だが、その視線の圧迫感は消えなかった。

「走ろう、ここから離れよう!」美咲が叫び、全員が一斉に駆け出した。

そのとき、突然、どこからともなく複数の囁き声が聞こえてきたのである。

それは耳元で響くようで、不気味な雰囲気を一層際立たせた。

声の内容ははっきりしないが、「帰れ、帰れ」と囁いているように感じられた。

全員が全速力で駆け抜け、ようやく池から離れたところで立ち止まった。

息を切らしながらも、彼らは振り返ることができず、ただただその恐怖を共有することしかできなかった。

「あれは…何だったんだろう」玲奈が震えながら言った。

健一も美咲も言葉を失い、ただ頷くことしかできなかった。

その夜以来、玲奈たちは二度と高野尾のため池に近づこうとはしなかった。

日中はただの静かな池でも、夜になるとその姿は一変し、得体の知れない恐怖が忍び寄る場所であることを、彼らは身をもって知ることになったのである。

高野尾のため池(谷口池)の場所・アクセス・地図

高野尾のため池(谷口池)の住所 日本、〒514-2221 三重県津市高野尾町 県道649号
交通アクセス 津市から中勢バイパス/国道23号 と 農免農道 経由で18分
最寄りのバス停 豊が丘(徒歩1分)県道649号 経由
最寄り駅 下庄駅(徒歩30分)県道649号 経由

高野尾のため池(谷口池)の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

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