那珂川に架かる寿橋には、自殺者の霊が現れるというウワサがある。長い歴史の中で度重なる洪水により再建を繰り返してきたこの橋だが、奇妙な現象が報告され続けている。今回は、寿橋のウワサの心霊話を紹介する。
寿橋とは?
寿橋は茨城県水戸市の那珂川に架かる橋で、1920年代に初めて建設された。
しかし、この橋は度重なる洪水で破壊と再建を繰り返してきた運命を背負っている。
1998年には台風4号による大雨での大洪水で再び流され、2009年に現在の橋が完成し、現代の耐久性に優れた設計で再建された。
寿橋周辺には他にも大きな橋が多い中で、なぜか寿橋での自殺が後を絶たないことから心霊スポットとしても知られている。
寿橋の心霊現象
寿橋の心霊現象は、
- 自殺者の霊が現れる
- 橋上で女性の霊が佇んでいる
- 深夜に橋の付近で異様な気配を感じる
- 川面から霊が浮かび上がる
といったものが報告されている。
寿橋は見た目の高さこそ低く、自殺には向かないように思われる。
しかし、寿橋からは過去に何度も自殺が行われており、特に水面に姿を現す女性の霊が話題となっている。
その女性の霊は、橋の端に佇んでいるところを何度も目撃されているといい、近くに寄ると姿がふっと消えると言われている。
また、自殺の原因となったのが地縛霊の影響ではないかと囁かれており、深夜には橋に近づくと異様な寒気に襲われることがある。
寿橋の心霊体験談
寿橋で夜遅くに釣りをしていた男性が、ふと橋の方を見上げると女性がじっと川面を見下ろしていた。
気になり近づこうとした瞬間、その女性の姿はかき消すように消え、周りには誰もいなかった。
また別の男性は、橋を通りかかった際に強い視線を感じ、振り返ると橋の上に人影が見えたが、次の瞬間には消えていたと語る。
これらの話は、寿橋がただの橋ではないと人々に感じさせている。
寿橋の心霊考察
寿橋は周囲に多くの橋があるにも関わらず、ここだけ自殺者の霊が現れるとのウワサが絶えない。
大雨で破壊と再建を繰り返してきた過去も、橋に何かしらの霊的なエネルギーを与えたのかもしれない。
幾度の洪水に耐えてきた寿橋は人々の記憶に残り、現在も霊が彷徨う場所として恐れられている。
また、地元では寿橋を避ける人も多く、悲しい出来事が頻発するため近づかない方が良いという忠告もあるほどである。
コメント