レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)は、川原子ダム近くにある廃墟ホテルで、火災による焼失後、心霊現象が報告され続けている場所である。ここでは、女性の霊や少女の霊、謎の物音や車の故障などの怪奇現象が多く目撃されており、心霊スポットとして恐れられている。今回は、レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)とは?
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レイクサイドイン蔵王とは、宮城県白石市、川原子ダムの近くに位置する廃墟ホテルである。
通称「ホワイトハウス」と呼ばれているが、正式名称はレイクサイドイン蔵王である。
1976年以降に建設が開始されたものの、経営難により完成を見ることなく放棄された。
ホテルとして営業することは一度もなかったと言われる。
しかし、その後、火災によって大部分が焼失し、建物は骨組みだけを残して無残に朽ち果てている。
極めて危険な状態にもかかわらず、今なお探索者を引き寄せ、数多くの心霊のウワサが絶えない場所である。
心霊スポットではないという看板が設置されているものの、その異様な外観と、不自然な噂の数々が、人々の恐怖心を煽り続けている。
レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)の心霊現象
レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)の心霊現象は、
- 女性の霊が現れる
- 少女の霊が目撃される
- 壁を叩くドンドンという音、物をぶつけるゴンゴンという音
- 車のエンジンがかからない、ライトがつかない怪奇現象
である。以下、これらの怪異について記述する。
この場所では、女性の霊や少女の霊が頻繁に目撃されている。
建物内に足を踏み入れた者の中には、誰もいないはずの廊下の奥に白いワンピースの女性らしき影を見たと証言する者もいる。
少女の霊は、特に二階付近で目撃例が多く、こちらをじっと見つめていたという報告が後を絶たない。
内部では、不気味な物音も絶えない。
ドンドンと壁を叩くような音、ゴンゴンと何かを力いっぱいぶつけるような重い音が、探索中に突如として鳴り響く。
周囲に人影がないにもかかわらず、音だけが明確に耳へと突き刺さる。
さらに、帰路につこうとすると、不可解な現象が起こることもある。
車のエンジンが突然かからなくなったり、ヘッドライトが一切反応しなくなるといった怪異である。
これらの現象は偶然では説明がつかず、まるで何者かが「帰らせまい」としているかのような異様な気配を感じさせるのである。
レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)の心霊体験談
この場所を訪れた者の中には、「二階建ての小屋のような建物の近くで、何かが地面を這うような音を聞いた」という証言がある。
その不気味な音は、まるで這いずる何かがこちらに向かってくるかのようだったという。
また、帰り道、車のエンジンが一切かからなくなるという不可解なトラブルに見舞われたという体験も複数寄せられている。
エンジンが何度キーを回してもうんともすんとも言わず、しばらくの間、誰にも助けを呼べない恐怖に包まれたという。
加えて、敷地内では男の子と女性の霊を同時に目撃したとする報告も存在する。
どちらも無表情で、ただ静かに立ち尽くしていたという。
レイクサイドイン蔵王(宮城県ホワイトハウス)の心霊考察
レイクサイドイン蔵王には、火災によって命を落とした者の霊が出るとの噂が流布されている。
しかし実際には、建設途中で経営が破綻し、営業すらしていないというのが事実である。
そのため、ホテルでの宿泊客の焼死といったエピソードは後付けされた作り話の可能性が高い。
とはいえ、ではなぜ、これほどまでに怪奇現象が多発するのか。
一つの考察として、川原子ダム近くで亡くなった者たちの霊が、偶然この場所に引き寄せられた可能性が挙げられる。
人の気配がないにもかかわらず人の念が漂う廃墟は、霊たちにとって格好の「寄り代」となる。その結果、奇怪な現象が集中して発生しているのかもしれない。
また、探索者たちの恐怖心が生み出す集団心理により、実際以上に怪奇現象が強調されている側面も否定できない。
しかしながら、現地での不思議な音や不可解な機械トラブルが、単なる思い込みだけで片付けられないほどに多く報告されている以上、この場所には何らかの「異変」が潜んでいると考えるべきであろう。
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