宮道踏切

埼玉県白岡市にある宮道踏切は、鷲神社の参道に設置された踏切で、古くから多くの心霊現象が報告されている場所である。今回は、宮道踏切のウワサの心霊話を紹介する。

宮道踏切とは?

宮道踏切の外観

宮道踏切は、鷲神社の参道に特別に設置された踏切である。

この神社は、室町時代に創建された非常に古い歴史を持つ神社で、1885年(明治18年)に鉄道が開通した際に参道が線路で分断され、踏切が設置された。

長らく遮断機がなく、2007年まで踏切は無防備な状態だったため、事故や自殺が頻発していた。

この歴史的な背景から、この場所では多くの霊的な現象が報告されるようになり、心霊スポットとして知られるようになった。

踏切自体は鷲神社に向かう参拝者のために存在しているが、霊的な通り道「霊道」としても噂されている。

この場所では、霊感の強い者が異様な雰囲気を感じることが多く、特に夜間には不気味な現象が起こることが報告されている。

宮道踏切の心霊現象

宮道踏切では、次のような心霊現象が報告されている。

  • 下半身だけの霊が現れる
  • 白い服を着た女性の霊が鳥居の先に立っている
  • 神社のご神木での首吊りの霊
  • 踏切付近で不気味な雰囲気を感じる

これらの現象は、特に夜間に訪れた者たちが目撃していることが多く、宮道踏切は地元で最も恐れられている心霊スポットの一つである。

最も有名なのは「下半身だけの霊」である。

この霊は、夜になると踏切の近くで白っぽい足だけが歩いている姿が報告されている。

目撃者たちは、この霊の上半身が見えず、足だけがスーッと動いていると証言しており、この不気味な光景に強い恐怖を覚えるという。

また、鷲神社の鳥居の前には白い服を着た女性の霊が現れることも知られている。

彼女は、夜に鳥居の先に立っており、参拝者をじっと見つめている姿が目撃されている。

ある訪問者は、この女性を見た瞬間、直感的にその場を離れるべきだと感じ、踏切を渡らずに引き返したという。

さらに、神社の境内にあるご神木では、首吊り自殺があったという噂があり、その影響か、木の近くでは異常な寒気を感じることが多いとされている。

この場所での心霊現象は、参道が「霊道」と化していることに由来しているのではないかという説もある。

宮道踏切の心霊体験談

ある女性が友人とともに夜中に宮道踏切を訪れた際、直感的に「ここには入らない方が良い」と感じ、踏切を渡るのをやめたという。

後日、友人から「実は白い服を着た女の人が鳥居の先に立っているのを見ていた」と告白され、その時の直感が正しかったことに強い恐怖を感じたと語っている。

また、昼間に訪れた別の人物は、踏切を渡る際に不安感を覚え、踏切前まで来たものの渡ることができなかった。

鷲神社は非常に雰囲気のある場所であり、特に夜にはその不気味さが増すため、参拝を躊躇する者も少なくない。

宮道踏切の心霊考察

宮道踏切で報告される心霊現象は、長年にわたる事故や自殺によってこの場所に残された未練の念が関係していると考えられている。

特に、参道が鉄道によって分断されたことが「霊道」としての役割を生み出し、そこに留まる霊たちが出没しているのではないかという説が有力である。

下半身だけの霊や、鳥居に現れる白い服の女性、さらにご神木での首吊り自殺の噂など、この場所には多くの恐ろしい話が残されている。

これらの心霊現象が、今もなお訪れる者たちに恐怖を与え続けているのは、この場所に何か特別な力が存在しているからかもしれない。

宮道踏切の地図

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。