剣山(鶴岩・亀岩)のウワサの心霊話

徳島県の霊峰・剣山。その山頂近くに向かい合う「鶴岩」と「亀岩」は、古代の秘宝と不可解な現象が眠る場所とされる。発掘では地下の巨大空間や謎の構造物が発見されたとの証言があり、戦後には大量のミイラの存在も噂された。今回は、剣山(鶴岩・亀岩)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


剣山(鶴岩・亀岩)とは?

剣山(鶴岩・亀岩)の外観

剣山(標高1,955m)は、四国第二の高峰であり、古来より修験道の聖地として知られる山である。

この山には「鶴岩」と「亀岩」と呼ばれる二つの巨岩が向かい合うように存在しており、かつては「鶴亀山(つるぎさん)」と表記された記録も残る。

この呼び名は単なる縁起かつぎではなく、古代イスラエル王・ソロモンの秘宝が眠る場所を示す暗号であるという説が根強く囁かれている。

戦前、研究家の高根正教らが亀岩の下を発掘し、地下131メートルに到達した際、大理石の門や高さ15メートルのピラミッド型空間、さらには「太陽岩」と呼ばれる巨大な球体を発見したと証言している。

また、戦後間もない頃には海軍大将・山本英輔が同地を調査し、100体以上のミイラを発見したが、それらは軍に押収され、行方は現在も不明である。


剣山(鶴岩・亀岩)の心霊現象

剣山(鶴岩・亀岩)の心霊現象は、

  • 山頂や登山道で「見られている」感覚に襲われる
  • 誰もいないはずの場所で足音や鈴の音が響く
  • 宝蔵岩付近で撮影した写真に白い影が映り込む
  • 鶴岩・亀岩の前で突如、体調が悪化する

である。以下、これらの怪異について記述する。

最も多く報告されるのは、山頂や鶴岩・亀岩周辺で感じる視線である。

昼間でも木々の間からじっと覗き込まれているような圧迫感があり、夜間になるとその感覚は何倍にも膨れ上がる。

また、鈴の音や足音も不気味な現象の一つである。

修験者が山を巡る際に用いた鈴と考える者もいれば、埋葬された遺体の魂が彷徨っているのだと語る古老もいる。

風の無い夜に、はっきりと足音が登山道を上がってくるのを聞いた者もいる。

宝蔵岩付近では、白くぼやけた影が写真に映り込む現象が相次ぐ。

人影のように見えるものもあれば、巨大な光の球状のものが現れることもあり、これを「太陽岩の霊的顕現」と信じる者もいる。

さらに、鶴岩・亀岩の前に立つと、急激な吐き気や頭痛に襲われる例も報告されている。

医療的には説明できないが、現場を離れると不思議と症状が消えるという。


剣山(鶴岩・亀岩)の心霊体験談

地元の登山愛好家の証言によれば、晩秋の夕暮れ時、宝蔵岩の前で休んでいると、背後からザク…ザク…と落ち葉を踏みしめる音が近づいてきた。振り返ると誰もいない。

再び前を向くと、数メートル先に白い人影が立ち、鶴岩の方向を指差していた。

瞬きをした瞬間、その影は跡形もなく消え、辺りは再び静寂に包まれたという。

彼は後日、同じ場所で写真を撮ったが、その中には白い靄が岩を覆い尽くすように写り込んでいた。


剣山(鶴岩・亀岩)の心霊考察

剣山の怪異は、修験道の霊、平家落人の怨念、そして古代の秘宝にまつわる守護霊が交錯した結果と考えられる。

特に鶴岩と亀岩は、ソロモンの秘宝の在処を示す「封印の門」とされ、その付近での現象は秘宝を守ろうとする何者かの意志とも解釈できる。

白い影は守護者の顕現であり、足音や鈴の音は古代から続く儀式の残響である可能性がある。

訪れる者は、この山の霊的重圧と神秘性に呑まれぬよう注意が必要である。


剣山(鶴岩・亀岩)の地図

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