青森県青森市のとある国道沿いに、かつて営業していたラブホテル「オルゴール3」。ここには、今なお多くの怪異が語り継がれているという。今回は、オルゴール3にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
オルゴール3とは?

オルゴール3(オルゴールスリー)は、青森県青森市新城字山田に位置する廃ラブホテルである。
国道7号線を弘前方面に進んだ先の道路沿いにあり、かつては18室を有し、宿泊や休憩、サービス提供なども充実していたホテルであった。
しかし近年になって突如として営業を終了。建物は朽ちかけながらもそのまま残され、今では誰も近寄らない廃墟と化している。
廃業の理由は明らかにされていないが、営業当時から不可解な現象が相次ぎ、「出る」との噂が絶えなかった場所である。
オルゴール3の心霊現象
オルゴール3の心霊現象は、
- 男性の霊が出現する
- 勝手にドアが閉まる
- テレビが突如として消える
である。以下、これらの怪異について記述する。
まず、「男性の霊が出る」という噂は、夜間に建物内の廊下や部屋の窓辺に、黒い人影がぼんやりと佇んでいるのを目撃したという報告に由来する。
その顔は青白く、うつむいたまま動かず、近づくとすっと消えるという。
次に、勝手にドアが閉まる現象について。
誰もいないはずの部屋のドアが勢いよく閉まる音が廃墟の外まで響き渡ることがあり、中には実際に現地を訪れた人物が「手をかけた瞬間にバタンと閉められた」と証言している。
テレビが突然消えるというのも不可解である。
営業当時、複数の客が「テレビがついたり消えたりを繰り返して眠れなかった」と苦情を述べていたという記録が残っており、機器の不調とは思えない奇妙な挙動であった。
そして最も恐ろしいのは、「自〇があった」「遺体が2度発見された」という噂である。
これらは正式に報道された情報ではないが、地域住民の間では有名な話で、オルゴール3が廃墟になった今もその「曰く」は色濃く残っている。
オルゴール3の心霊体験談
実際に現地を訪れた者の証言によれば、建物には近づくだけで「何か出てきそうな」重苦しい空気が漂っていたという。
建物内には入らなかったものの、不気味な静寂が周囲を包み込み、遠くからでも明らかに異様な雰囲気を感じたと語っている。
さらに、現場には「Aomori police」と記されたテープが残されており、青森県警が関与していた可能性がある。
この事実が、噂の信憑性をより一層高めている。
オルゴール3の心霊考察
オルゴール3における一連の怪異現象は、単なる噂では済まされない重みを持っている。
営業中から報告されていた不可解な現象、そして廃墟となった今でも続く霊の出現や不気味な物音。
もし自〇や変死事件が本当にあったのであれば、その場所に何かしらの“念”が残っている可能性は高い。
ラブホテルという性質上、人知れず起こる悲劇や深い孤独が渦巻いていた場所であることも関係しているのかもしれない。
そうした負の感情が蓄積され、今では“呼ばれていない者”までが引き寄せられているのではないかと考えられる。
訪れる際には、軽い気持ちでは決して近づかない方が良い。
オルゴール3は、まさに「何かがいる」と噂され続けるにふさわしい、青森の心霊スポットなのである。
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