寺泊金山海水浴場の目の前に佇む3階建ての廃旅館。この場所では、廃墟に潜む何かが、訪れる者を恐怖へと引きずり込むという。今回は、青い旅館のウワサの心霊話を紹介する。
青い旅館とは?
寺泊金山海水浴場の目の前にある3階建ての廃墟は、かつて海の家か民宿だったとされている。
現在、その建物は風雨にさらされ、倒壊寸前の状態で立ち続けている。
廃墟の内部は荒れ放題で、床は抜け落ち、壁はひび割れ、天井も崩れかけている。
当時使われていた物品が朽ち果てたまま放置されており、そこには人々の記憶と歴史が色濃く残っている。
特に2階の状況はひどく、床が大部分で抜け落ちており、探索するのは非常に危険である。
倒壊の危険を感じながら進むと、かつて人々が利用していた部屋や廊下が荒れ果てたまま残されている。
驚くことに、部屋の一角には古びた漫画本が散乱しており、その無造作な配置が不気味さを一層引き立てる。
さらに、古びた神棚が埃をかぶって放置されており、かつての住民が持っていた信仰心の痕跡が感じられる。
誰かがこの廃墟を探索した形跡も残っている。
鏡には赤い文字で「三条連合」と書かれており、その不吉な文字が、かつての平和な日常が破壊されたことを物語っている。
また、部屋の壁には古びた食べ物や飲み物の料金表が貼られたままになっており、かつてこの場所が賑やかな集いの場であったことを想像させる。
その料金表は、時間の経過とともに色あせ、今では幽霊のように朽ち果てた紙片が風に揺れている。
この廃墟は、ただの荒れ果てた建物ではない。
過去の記憶と歴史が、物悲しくも不気味な形で現存しているのである。
探索する者は、その不気味な雰囲気に包まれながら、廃墟に潜む何かに遭遇するかもしれない。
青い旅館の心霊現象
青い旅館の心霊現象は、
- 男性の霊の声が聞こえる
- 女性の顔が描かれた絵から霊の気配を感じる
である。寺泊金山海水浴場の目の前に佇む、今や朽ち果てた3階建ての廃旅館。
この場所でかつて何があったのか、その真相は一切不明である。
しかし、この廃墟を探索した者たちは数々の恐怖体験を語っている。
ある時、探索者がこの廃旅館を訪れ、内部を撮影していた。
その映像には、突然『死ね』という男性の声がはっきりと記録されていたという。
また、カメラが捉えたのは、こちらに向かって手招きする黒い人影。
その姿は不気味で、現実離れした異様な存在感を放っていたのだ。
かつて、2階の大部屋の壁には、まるで人影のような黒い染みがくっきりと浮かび上がっていた。
しかし、現在その壁は崩落してしまい、その恐怖の痕跡を確認することはできないという。
さらに恐ろしいのは、2階に上がる階段の横に存在する謎の部屋である。
その部屋の壁には、不気味な女性の顔が描かれた絵が貼られている。
その目は見る者を追い詰めるかのように鋭く、まるでこの世のものとは思えないほどの異様さを放っている。
この廃旅館には何かが潜んでいる。
過去の怨念や未練が、この場所に訪れる者たちを恐怖の底へ引きずり込むかのように。
薄暗い廊下、崩れ落ちた壁、そして不気味な影と声。
訪れる者は、この場所に足を踏み入れた瞬間から、その恐怖の一端を体験することになるだろう。
青い旅館の場所・アクセス・地図
青い旅館の住所 | 日本、〒940-2502 新潟県長岡市寺泊金山466−2 |
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交通アクセス | 新潟市から国道402号 経由で1時間2分 |
最寄りのバス停 | 近くにバス停はない |
最寄り駅 | 桐原駅(徒歩1時間25分)県道277号 経由(車で10分) |
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