村松公園

五泉市にある村松公園は、春には桜、秋には紅葉、四季折々の花々が咲き誇り、家族連れに人気のスポットとなっている。しかし、忠霊塔、稲荷神社、防空壕など、訪れる者に戦慄を与える場所が点在し地元では数々の心霊現象が報告されているという。今回は、村松公園のウワサの心霊話を紹介する。

村松公園とは?

村松公園は、明治39年10月に日露戦争記念として造られた。

現在は「にいがた景勝100選」で第3位に選ばれている。

主な施設: 観光開発会館、野外ステージ、展望台、児童遊園、遊歩道、プール、陸上競技場、野球場、武道館

面積: 37.3ヘクタール

村松公園は「花の公園」としても知られ、春の桜や秋の紅葉、ツツジ、牡丹、アジサイなど四季折々の花々が楽しめる。

ソメイヨシノを中心に、ヨウコウザクラなどの美しい桜が咲き誇る。

公園内には多数の遊具や広場があり、家族連れに人気のお花見スポットである。

夜には桜がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気の桜を楽しむことができ。露店も立ち並び、お花見の賑わいに包まれる。

陸上競技場、ナイター可能な野球場、50メートルの市民プールなどがあり、スポーツを楽しむ場としても利用されている。

公園内の愛宕山には美しい赤松の遊歩道や展望台があり、ハイキングに最適だ。

頂上近くの展望台からは蒲原平野を一望でき、夕陽や夜景を楽しめる。

子供たちが遊ぶブランコや滑り台などの遊具も充実している。

3月の雪解け時期には、愛宕山展望台から遊歩道に沿って雪割草が見られる。

地元の方々が学生と一緒に植栽を続けた結果、3月中旬から4月中旬にかけて可憐な雪割草が咲き誇る。

雪割草は平成20年3月1日に「新潟県の草花」に指定された。

毎年3月上旬から4月中旬まで、午前9時から午後4時まで「雪割草まつり」が開催される。

村松公園の心霊現象

村松公園の心霊現象は、

  • 忠霊塔に霊が出る
  • 稲荷神社に狐の霊が出る
  • 防空壕に霊が出る
  • 足音が聞こえる
  • 声が聞こえる
  • 霊に触られる

である。五泉市にある村松公園は、かつて処刑場だったという歴史を持ち、地元では恐怖の心霊スポットとして知られている。

公園内に位置する勘六堤の池では、幾度となく入水自殺が発生し、その畔には観音様が静かに祀られている。

更に、展望台ではかつて警察官が首を吊って自殺したという悲劇があり、訪れる者に不気味な空気を漂わせているのだ。

また、稲荷神社では白い狐の霊が現れるとされ、その姿を見た者は不運に見舞われると云われている。

忠霊塔では頻繁に霊が目撃され、夜な夜な不気味な声や影がさまようというウワサが絶えない。

さらに恐ろしいのは、公園内に存在する防空壕。

ここでも霊が出るとウワサされており、入った者は足音や囁き声に追われ、冷たい手に触れられる感覚に襲われると云われている。

この場所に足を踏み入れる者は、決して無事に戻れる保証はない。

村松公園の恐怖 夏の夜に訪れた4人の若者が体験した戦慄の心霊現象

五泉市にある村松公園は、かつて処刑場だったという陰惨な歴史を持ち、地元では恐怖の心霊スポットとして知られている。

ある夏の夜、友人同士の俊夫、玲子、佳奈、そして勇介の4人は、そのウワサの真偽を確かめるために公園を訪れることにした。

「本当に大丈夫かな…」と不安げな声を漏らす玲子。

「怖がりすぎだよ、ただの噂だろ?」と勇介は笑い飛ばす。

「まあ、何かあったらすぐに帰ろう」と俊夫が宥めるように言った。

公園内に足を踏み入れると、勘六堤の池が彼らの前に広がった。

池のほとりには観音様が静かに祀られている。

「ここで何度も自殺があったんだって…」佳奈が呟くように言った。

「その観音様が少しでも慰めになっているといいけど」と俊夫が続ける。

彼らは展望台に向かった。そこはかつて警察官が首を吊ったという悲劇の場所だった。

展望台に立つと、冷たい風が彼らを包み、不気味な静けさが漂っていた。

「なんか、ここ嫌な感じがする」と玲子が震える声で言った。

「気のせいだよ、ほら、景色はいいじゃないか」と勇介は無理に明るく振る舞った。

次に彼らは稲荷神社へと向かった。

神社の奥に進むと、白い狐の石像が現れた。その瞬間、玲子が叫び声を上げた。

「見た!白い狐がこっちを見てた!」

「冗談はやめろよ、玲子」と勇介が言うが、彼の声にも微かな動揺が感じられた。

彼らはさらに進み、忠霊塔に到着した。

そこでは頻繁に霊が目撃されるという。

「ここは本当に出るって有名だよね…」佳奈が囁くように言った。

「本当に見えるのか?」勇介が疑い深く辺りを見回す。

突然、遠くから足音が聞こえた。

誰もいないはずの場所から、次第に近づいてくる足音に彼らは凍りついた。

「誰かいるの?」俊夫が震える声で叫んだが、返事はなかった。

さらに、かすかな声が耳元で囁かれ、冷たい手が肩に触れた感覚に勇介が悲鳴を上げた。

「もうここを出よう!」玲子が叫び、全員が駆け出した。

最後に彼らは防空壕の前にたどり着いた。

勇介が勇気を振り絞って中に入ると、突然、冷たい風が吹き込み、囁き声が彼を取り囲んだ。

「逃げろ…今すぐ…」どこからともなく聞こえる声に勇介は顔を青ざめさせた。

「行こう、ここは危険だ!」俊夫が叫び、全員が防空壕を飛び出した。

公園の外に出ると、彼らは肩で息をしながら互いの無事を確認し合った。

「もう二度と来ない…」玲子が涙目で言った。

「ここは本当に呪われてる…」佳奈が震えながら同意した。

彼らはその夜、決して無事に戻れる保証のない場所で、恐ろしい体験をしたのだった。

村松公園の場所・アクセス・地図

村松公園の住所 日本、〒959-1765 新潟県五泉市愛宕甲2631-1
交通アクセス 新潟市から国道459号/国道49号 と 県道17号 経由で55分
最寄りのバス停 南部郷厚生病院前(徒歩1分)
最寄り駅 五泉駅(徒歩1時間13分)県道403号 経由

村松公園の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。