「胎内トンネル」―その名が地元ではささやかれるだけで背筋が凍る。新潟県の奥深くに位置するこのトンネルは、見知らぬ異界と普段目にしない恐怖を隠し持っているという。今回は、胎内トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
胎内トンネルとは?
胎内トンネルは、新潟県胎内市坂井にひっそりと佇んでいる。
このトンネルへの最寄り駅は中条駅で、そこから直線距離で約9026メートルの山奥に位置している。
荒涼とした山々に囲まれたトンネルは、平成4年8月に建設され、その全長は440メートルに及ぶ。
幅広い5.5メートル、高さも4.5メートルあるが、その堂々とした姿は周囲の静けさと相まって、なお一層の神秘を醸し出している。
トンネルへ至る道は、自然の中をゆったりと進むことができる。
時折、野生動物の影が見え隠れし、その姿を感じることができるだろう。
時折見受けられるガードレールの歪みは、何かがあったことを物語っているようである。
そして、トンネルを抜けると、そこには「炭鉱橋」と呼ばれる場所がある。
トンネルと炭鉱橋の間には、旧道があるらしい。
昨日たまたま通った胎内トンネルって
— おおかつ (@888_3_3_888) July 28, 2015
心霊スポットだったんだ、初知り。
胎内トンネルってとこがあったってことも
昨日初めて知ったけど… pic.twitter.com/cBKEofzHkO
胎内トンネルの心霊現象
胎内トンネルの心霊現象は、
- 心霊写真が撮れる
- 男性の声が聞こえる
- 白い服の女性の霊が出る
胎内市の奥深く、忘却の彼方に潜む、胎内トンネル。
地元では、このトンネルが恐怖の温床として名高く、人々はその存在を口にすることを避ける傾向にある。
ここでは、普段は目にすることのない異界の者たちが、写真に写り込むと云わわれている。
それは、巧妙に隠された不気味な橋や、朽ち果てた工事現場の残骸、そして不可思議な柵で封印された旧道が、その場所を取り巻く暗黒の前兆となっているのである。
夜が訪れると、胎内トンネルは一変し、そこに足を踏み入れる者たちは、絶え間ない恐怖と不安にとらわれる。
特に、トンネルの出口に位置する胎内スキー場側のベンチ付近は、何とも言えない異常な雰囲気に包まれているという。
一人でその場所に立つと、まるで何かが背後に忍び寄ろうとしているかのような錯覚に襲われるのだ。
ウワサによれば、白い服の女性の霊が現れるらしい。
トンネル内で聞こえる声は、普段の喧騒とは異なり、男性の呟きやささやきが聞こえると云われている。
その声は、空間を駆け巡り、耳をつんざくような響きを放つ。
そして、一人で胎内トンネルに立ち尽くすことがあれば、この世のものとは思えない不気味な存在の恐ろしさに、身を震わせることだろう。
友人と訪れ、楽しげに写真を撮っていたとしても、その記憶の最後に残るのは、目にしたものの異様さと恐怖だけである。
このトンネルは、一度足を踏み入れた者にとって、二度と忘れることのできない、暗黒の魔物の住処なのかもしれない。
新潟県胎内市の山奥、某スキー場近くにある胎内トンネルは、地元では有名な心霊スポットらしく、入り口にあるベンチに白い服を着た女性の霊が現れるそうです。
— 新潟心霊スポット探検隊 (@KyuketsuXxx) August 27, 2017
因みに1人で歩いて検証してみましたが、トンネル上辺りから話し声が聞こえてきました。出口付近で霊ではなく野生動物と遭遇しました(笑) pic.twitter.com/dAztEyhnwn
暗黒の呼び声 胎内トンネルの恐怖体験
深夜、友人たちとともに胎内市の奥深くに位置する胎内トンネルを訪れた。
私たちを迎えたのは、まるで暗黒の口を開けたような、異様な雰囲気だった。
友人の一人、勇気ある冒険家のユウキがリーダーとなり、私たちは胎内トンネルの入り口へと向かった。
彼はいつもの明るい笑顔を見せながら、「心霊写真が撮れるってウワサだよ!」と言った。
私たちは背筋を震わせながらも、彼の言葉に興奮し、トンネルへと足を踏み入れた。
トンネルの内部は暗闇に包まれ、不気味な雰囲気が漂っていた。
足元には何かがぬるぬるとした感触を与える泥が広がっており、その湿った匂いが鼻を刺激した。
私たちはトンネルを進むにつれ、恐怖と興奮が入り混じった気持ちに包まれていった。
途中、ユウキがカメラを取り出し、写真を撮り始める。
すると、その写真には普段は見ることのない不可思議な存在が写り込んでいたのである。
私たちは驚きの声を上げながらも、次々と写真を撮り続けた。
すると、胎内トンネルの奥から男性の声が聞こえ始めた。
その声は、普段の喧騒とはまったく異なり、深い響きのように感じた。
私たちは恐怖に打ち震えながらも、その声に引き寄せられるようにトンネルの奥へと進んでいく。
トンネルの出口に近づくにつれ、その異常な雰囲気はますます強くなっていったのである。
胎内トンネルの場所・アクセス・地図
胎内トンネルの住所 | 日本、〒959-2502 新潟県新発田市熊出 |
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交通アクセス | 新潟市から国道7号 経由で54分 |
最寄りのバス停 | 加治川・紫雲寺(徒歩3時間42分)県道545号 経由 |
最寄り駅 | 加治駅(徒歩3時間10分)県道545号 経由(車で20分) |
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