パイナガマビーチ

パイナガマビーチは、島民の生活圏内にあるためさまざまな人が利用している憩いの場であるが、幽霊を目撃した話も多くある。今回は、パイナガマビーチのウワサの心霊話を紹介する。

パイナガマビーチとは?

パイナガマビーチは、宮古島で市街地から一番近い美しいビーチとして観光客から人気がある場所である。

「パイナガマ」の「パイ」とは宮古の方言で「南」を意味しており「ナガマ」は「長い浜」が訛ったとのこと。

夏場は、海水浴で楽しむ観光客が多く、夕方になると美しい夕日を見ることができるスポットである。

市街地から近いこともあり、飲食店や宿泊施設から歩いて行くことができるビーチの為、観光客だけでなく地元民も多く訪れる。

パイナガマビーチの心霊現象

パイナガマビーチの心霊現象は、

  • トイレから子供の泣き声が聞こえる
  • 手招きする女性の霊が現れる

である。昼間の明るい時間でも心霊現象が起こると云われており、誰もいないトイレから子供の泣く声を聞いたという話がある。

ビーチ近くにある道路沿いにあるホテルでは、ホテルの2階から手招きする女性の霊が現れるらしい。

なんでも何気なくビーチを通り過ぎ、遊歩道へ向かう途中でホテルを見ると、人が立つことが困難な狭いバルコニーで女性の霊が、おいでおいでと手を振っているのだとか。

同行者に「あの人なにやってるのかな?」と聞いてみると、「誰もいないけど」と怪訝な顔をされたという。

ホテルに目を戻すと、そこには誰の姿もなかったというのだが。

パイナガマビーチは、現在は海水浴やバーベキューなどの憩いの場として整備されているが、戦後すぐの時代には、マラリアが流行した際に人の遺体がビーチに積み上げられていたという。

マラリアで亡くなった遺体を焼く火葬場も近くにあったと云われている。

パイナガマビーチの場所・アクセス・地図

パイナガマビーチの住所 〒906-0013 沖縄県宮古島市平良下里
交通アクセス 宮古空港から国道390号 経由で13分
最寄りのバス停 パイナガマビーチ(徒歩1分)国道390号 経由
最寄り駅 駅はない

パイナガマビーチの地図(Googleマップ)

本記事は、「心霊現象の考察」シリーズの思想を踏まえて執筆している。
幽霊の存在を断定するのではなく、人間の認識や記憶、土地や出来事がどのように「心霊」という物語として語られてきたのか、という視点から整理を行っている。

なお、本サイト内には執筆時期の異なる記事が混在しており、すべての記事が同一の考察軸で統一されているわけではない。
現在、順次リライトを進めながら、心霊スポット記事を本シリーズの思想に沿った形へ更新している段階である。

最新の記事および更新済みの記事については、本考察シリーズを基準とした構成・文体で執筆している。
考察全体の方向性や思想については、総合目次ページを参照されたい。

心霊現象の考察|総合目次

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【管理人】狐憑きのたる

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