茨城県笠間市の森の中に佇む廃ラブホテル「プルメリア」。この場所には、訪れた者が不気味な現象に見舞われるとの心霊話が広まっている。今回は、プルメリア(茨城)のウワサの心霊話を紹介する。
プルメリア(茨城)とは?
プルメリアは茨城県笠間市上市原に位置する廃ラブホテルである。
国道50号線から少し入った森の中にあり、周囲には人の気配がほとんどない。
このホテルは1970年代前半から中頃に開業したとされ、建物の内部には2013年のカレンダーが残っていることから、その頃に閉業したと推測されている。
施設は、入口のフロントを挟むようにコテージ型の客室が円形に配置され、15部屋が廃墟として残されている。
また、周辺には溜池があり、水辺という立地もあいまって不気味な雰囲気が漂っている。
近年では、その異様な佇まいと共に心霊スポットとして注目され、様々な怪奇現象が報告されている。
プルメリア(茨城)の心霊現象
プルメリアでは、以下のような心霊現象が報告されている。
- 謎の女性の声が録音される
- ガラスに映る見知らぬ顔
- 建物内に響く誰かの囁き声
- 不気味な女性の影が映り込む
謎の女性の声が録音される
ある訪問者が廃墟内を動画撮影していたところ、現場にはいないはずの女性の声が録音されていた。
声は低く、かすかな囁き声のようで、何を話しているのかは不明であったが、訪れた者はその場から立ち去らざるを得ない恐怖に襲われたという。
ガラスに映る見知らぬ顔
コテージ型の客室を探索していたある者が、ふとガラスに目をやると、そこに見知らぬ男性の顔が映っていたという。
しかし、振り返ると周囲には誰もおらず、ガラスにはすでに何も映っていなかった。
その顔は目が見開き、冷たい視線でこちらを見つめていたという。
建物内に響く誰かの囁き声
深夜に訪れた者の多くが、建物内で微かな囁き声を聞いたと証言している。
囁き声はどこからともなく聞こえ、声の主を探しても誰もいない。
まるで壁の中から聞こえてくるような音であり、誰もいないはずの廃墟内に響くその声は、確実に訪問者を不安に陥れるものである。
不気味な女性の影が映り込む
ある訪問者が撮影した写真に、薄暗くぼやけた女性の顔が映り込んでいた。
その顔ははっきりとした形ではないが、じっと見つめているかのように見えたという。
訪れた者は強い恐怖を感じ、その場を後にしたが、後日その写真を見るたびに背筋が凍る感覚を覚えると語っている。
プルメリア(茨城)の心霊体験談
ある若者グループが廃墟を訪れた際、入口で女性の笑い声を聞いたという。
しかし、周囲には誰もおらず、その笑い声は次第に遠ざかるかのように消えていった。
また、別の訪問者は、廃墟内の鏡に一瞬見知らぬ顔が映ったのを見たという。
その顔は冷たい目をしており、しばらくの間視線を感じ続け、急いでその場を立ち去った。
他の証言によれば、フロント付近には謎の傘がいくつも置かれており、誰が置いたのか分からないまま、まるで何かを待っているかのような異様な雰囲気を醸し出しているという。
廃墟内には営業日報や古いカレンダー、名刺などが散乱しており、かつての賑わいが一転して不気味さを強調している。
プルメリア(茨城)の心霊考察
プルメリアにおけるこれらの心霊現象は、廃業後に建物が荒廃し、長期間人が住み着かないことから生まれたと考えられる。
また、森の中に位置し、夜になると特に不気味な雰囲気が漂うため、こうした場所に人は不安を覚え、自然と霊的な現象に敏感になることもあるだろう。
さらに、廃墟の周辺に存在する溜池も、霊的なエネルギーを引き寄せる要因としてよく語られる。
水辺の近くは霊が現れやすいとされ、この場所でも水場が霊的な現象を引き起こしている可能性があるとされている。
現在、プルメリアは管理者不在の廃墟であり、無断での侵入は禁じられている。
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