徳島市の観光名所である眉山の山頂駐車場に設置された公衆トイレには、白い影や不可解な顔が映り込むといった心霊現象のウワサが絶えない。昼は便利な休憩所であるが、夜になると人影が少なく不気味な静けさに包まれ、恐怖の体験を語る者も存在する。今回は、眉山駐車場公衆トイレにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
眉山駐車場公衆トイレとは?

眉山は徳島市街を一望できる夜景や桜の名所として知られ、山頂には展望台や無料駐車場が整備されている。
その一角に設置されたのが、24時間利用可能な眉山駐車場公衆トイレである。
観光客や車中泊を行う者にとって便利な存在であるが、人通りが少ない夜間は不気味な静寂に包まれ、外灯もわずかしか灯らないため恐怖を誘う空間となる。
眉山駐車場公衆トイレの心霊現象
眉山駐車場公衆トイレの心霊現象は、
- 白い人影が窓に映り込む
- 顔のようなものが出現してすぐに引っ込む
- 深夜にトイレを利用すると視線を感じる
- 映像や写真に不可解な影が写る
である。以下、これらの怪異について記述する。
最も有名なのは、動画投稿サイトにアップロードされた映像である。
トイレの窓の右下から、顔のような白い影が覗き込み、数秒のうちに消え去ったという。
この現象は単なる光の反射ではなく、はっきりと「誰かがそこにいた」かのような存在感を放っていたとされる。
また、夜間に訪れた者の証言では「個室の扉の外に人影が立っていた」「誰もいないのに背後から視線を感じる」といった体験談がある。
周囲は人の気配が極端に少なく、観光客が去った後は不気味なほど静寂に包まれるため、恐怖を倍増させている。
写真撮影をした際に不可解な白い影が映り込み、現場にはいなかった人物が写り込んでいたという報告もあり、このトイレは一部では「いわくつき」と囁かれている。
眉山駐車場公衆トイレの心霊体験談
ある訪問者は深夜、車中泊の前にトイレを利用しようと入った際、洗面所の鏡に白い影が横切るのを見たという。
慌てて振り返ったが、そこには誰もいなかった。
駐車場には自分の車以外なく、静まり返った状況であったため、恐怖のあまりその夜は眠れなかったと語っている。
また別の者は、動画撮影中に「窓に顔が映っている」と視聴者から指摘を受け、確認したところ確かに知らない人物のようなものが一瞬映り込んでいたという。
本人は現場に誰もいなかったと証言している。
眉山駐車場公衆トイレの心霊考察
眉山は古来より霊的な逸話を持つ土地であり、山内には慰霊碑や神社が点在している。
そのため、駐車場公衆トイレに現れる人影や不可解な現象は、未浄化の霊が姿を現している可能性があると考えられる。
特に窓に映る顔や影の出現は、単なる錯覚では説明できない事例が多い。
夜間の薄暗い環境、静寂と孤立感が人の感覚を鋭敏にし、霊的存在との境界を揺さぶるのかもしれない。
このトイレは一見ただの観光地の施設であるが、深夜に訪れる者にとっては「何かに見られている」恐怖を感じさせる場所であり、軽い気持ちで立ち寄れば思わぬ体験をするかもしれない。
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