呪いの樹跡(我孫子宿、水戸道、成田道追分)には、かつて「呪いの木」と呼ばれた樹木が立っており、その木を切ると祟りに見舞われると恐れられていた。現在、木は撤去され「道標」のみが残されているが、この場所には今も不気味な噂が漂っている。今回は、呪いの樹跡のウワサの心霊話を紹介する。
呪いの樹跡(我孫子宿、水戸道、成田道追分)とは?
千葉県我孫子市に位置するこの場所は、旧水戸街道と成田道の分岐点であり、古くは「追分」として知られ、江戸時代には多くの旅人が行き交った重要なポイントであった。
この場所には「道標」が設置され、分岐する道を示す役割を果たしていた。
かつてこの場所には巨大な樹木が立っており、その木は「呪いの樹」として知られていた。
地元の人々はこの木に強い霊的な力が宿っていると考え、伐採を試みた者が祟りに遭うと伝えられていた。
この木は道標の脇に立っており、古くは「親株」として周囲の人々から畏れられていた。
しかし、長い年月を経て木は枯れ果て、現在は「孫株」と呼ばれる切り株が残るのみである。
道標は今も我孫子宿のシンボルとして残され、地元の人々によって大切に保護されているが、そこに潜む怨念の存在を感じ取る人も少なくない。
※現在は、切株は撤去されており、道標のみとなっている。
呪いの樹跡(我孫子宿、水戸道、成田道追分)の心霊現象
呪いの樹跡で語られる心霊現象には、以下のようなものがある。
- 木を切ろうとすると事故に見舞われる
- 木の周囲で幽霊の目撃
- 周辺で不気味な冷気を感じる
- 異様な気配を感じると帰路で不運に見舞われる
これらの現象は、特に夜間や曇天の時に発生しやすいとされる。
木を切ろうとすると事故に見舞われる
かつて呪いの樹を伐採しようと試みた人々は、不思議な事故や怪我に遭うことが多かったという。
この祟りを恐れ、地元の人々は決してこの木に触れないようにしている。
木の周囲で幽霊の目撃
この場所に近づくと、江戸時代の着物を纏った霊や人影が木の周囲に現れるとの報告がある。
夜中に訪れると、何かに見られているような感覚に襲われ、背筋が凍るという話も多い。
周辺で不気味な冷気を感じる
真夏であっても、呪いの樹跡周辺は異様な冷気が漂うとされ、これが怨霊の気配であると噂されている。
この場所を通ると鳥肌が立つと感じる人も多い。
異様な気配を感じると帰路で不運に見舞われる
木の付近で異様な気配を感じた後、帰路で不運に遭うという話もある。
事故や怪我に見舞われる者もいるため、この場所には不用意に立ち寄らないようにと警告されている。
呪いの樹跡(我孫子宿、水戸道、成田道追分)の心霊体験談
ある地元の人が、夜に呪いの樹跡を通りかかった際、木の周囲に人影を見かけたという。
彼は振り返ったが誰もおらず、その後、体調を崩したと語っている。
また、別の訪問者は木の前で写真を撮影したところ、不気味な顔のない影が映り込んでいたとし、その後数日間、悪夢に悩まされたという。
呪いの樹跡(我孫子宿、水戸道、成田道追分)の心霊考察
呪いの樹跡は、古くは刑場に近く、多くの霊的な力がこの場所に集中していると考えられる。
また、江戸時代に旅人が行き交った歴史的な道の分岐点であるため、無念のまま命を落とした霊や道に迷った者たちの魂がこの場所に集まっているのかもしれない。
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