東京都東大和市にひっそりと佇む廃ラブホテル、ホテルクイン。閉業から長い年月が経つ今も、その場所には不気味な雰囲気が漂い、地元では「心霊スポット」として恐れられているという。今回は、ホテルクインのウワサの心霊話を紹介する。
ホテルクインとは?
ホテルクインは東京都東大和市に位置する廃ラブホテルで、多摩湖周辺にある多くの廃墟ラブホテルの一つである。
1984年から1987年頃に開業し、閉業時期は不明だが、2004年時点では営業していた記録があるようだ。
2011年頃には既に廃墟として知られるようになっていた。
2017年には、入口付近に大量の廃電化製品が不法投棄されており、外壁には落書きが見られた。
また、2021年9月までにバリケードの一部が安全鋼板に変更され、「防犯カメラ監視中」と書かれた表示があったが、その近くにも落書きが確認された。バリケードの奥には資材のようなものが見え、かつて「全室改装」と書かれた看板も残っていた。
建物は現存しており、人の背丈を超える廃棄物の背後にわずかにゲートや建物が確認できる状態である。
一時期ホームレスが住み着いていた痕跡もあり、肝試しに訪れた者の中には幽霊よりも人の方が怖いという話もある。
現在は売り物件として管理されているようだ。
ホテルクインの心霊現象
ホテルクインの心霊現象は、
- 廃墟内にひっきりなしに物音や息づかいが聞こえる
- 廃墟の中に、異常に生活感のある一部屋が存在する
- 突然「ドンドン」と激しく叩かれる音が響くことがある
- 「ホテル赤坂」では、女性の霊の目撃や部屋での足音が報告されていた
- 「ホテルクイン」で同様の心霊現象が報告され、霊が移動した可能性があるとされている
- 車から降りた瞬間に頭痛が襲い、激しい叩く音が聞こえたという体験談がある
である。ラブホテルの廃墟。普段は人影も音もないはずのその場所には、誰もいないはずなのに、確かに人の気配が漂っている。
地元の人々の間では、この場所は「心霊スポット」として恐れられている。
廃墟内では、物音や息づかいがひっきりなしに聞こえ、静寂の中に不気味な気配が漂っているのだ。
さらに奇妙なのは、廃墟の中にひとつだけ、異常に生活感のある部屋が存在することだ。
その部屋はまるで誰かが今にも帰ってくるかのように整えられているが、その周りには誰の姿も見当たらない。
体験者たちの話によれば、その場所では突然「ドンドン」と激しく叩かれる音が響くことがあるという。
まるで誰かが「ここに来るな」と警告しているかのような音が、深夜の静けさの中に突如として響き渡るのだ。
かつてこの場所の近くにあった「ホテル赤坂」でも、霊の目撃談が絶えなかった。
女性の霊が現れる、部屋の中で足音が響くなどのウワサが立ち、そのホテルが解体された後には、「ホテルクイン」で同じような心霊現象が報告されるようになった。
人々は、もしかすると赤坂の霊たちが新たな住処を求めて移り住んだのかもしれないと考えている。
そして今や、ホテルクインが解体される日も近い。次にその霊たちは、どこに姿を現すのだろうか?
ある体験者は、車から降りた瞬間に頭痛が襲い、激しい「ドンドン」と叩く音が耳をつんざくように響いたという。
その音がまるで「ここには近づくな」と警告しているかのようで、その場から一刻も早く逃げ帰ったという。
そのような体験談は、あまりにも多く寄せられており、この廃墟の周囲には深い恐怖が漂っている。
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